今日は予定通り、都内某所から楽器を搬出し、それを千葉県流山某所に無事に納め、そこにあった別の某楽器を預かってまいりましった。
道中はかなりの豪雨だったのでっすが、現場ではほぼ止んでいて助かりまっした。
今日、新たに預かった楽器を9月1日(日)に某県某所に納めるのでっすが、台風10号は何とか大丈夫だろうと、強行突破の予定でっす。
さて、冒頭動画のたまらなくカワユイ小鳥は日本最小の鳥と噂される
菊戴(キクイタダキ)
でございまっする。
シマエナガ(エナガ科)と並び冬の2大アイドル的な小鳥でっすね。

で、ポーランドの天才ギタリスト・コンポーザー(オイラはそう思ふておりまっす)、Marek Pasieczny(マレク・パシェツニー)の作品に“Flight of Kikuidataki(キクイタダキの飛翔)”という実に素晴らしい作品がございまっす。
マレクさんの自演動画をどうぞ。
⑥=B、⑤=Bという変則チューニングが使用され、“A Glimpse(ちらっと見る)”、“The Flight(飛翔)”から成る、トリッキーな奏法も随所に出てくるコンサートピースでっす。
各曲の冒頭部分はこんな感じでっす。


楽譜に書いてある通り、この作品は熊本県民謡“五木の子守唄”にインスパイアされた曲で、
“五木の子守唄”
クラギの方にはお馴染みのイタリアのギタリスト・コンポーザー、Carlo Domeniconi(カルロ・ドメニコーニ)に献呈されておりまっす。
余談でっすが、カルロ・ドメニコーニに“Minyo(ミンヨウ)”という作品がございまっすが、この曲は“五木の子守唄”による変奏曲でありまっす。
Eduardo Legnaro(エドゥアルド・レグナーロ)の演奏動画をどうぞ。
ここ近年、“キクイタダキの飛翔”は同国の俊英、Mateusz Kowalski(マテウシュ・コヴァルスキ)を初め、Alejandro Nava(アレハンドロ・ナバ)、Nico Tommasi(ニコ・トンマージ)といった凄腕のギタリストたちも愛奏しちょりまっす。
演奏技術的難易度はかなり高めでっすが、弾いてみよう!という凄腕ギター弾きの方。楽譜はマレクさんのウェブサイトから注文出来まっす。


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