
“Temple Expiatori de la Sagrada Família(サグラダ・ファミリア)”のメインタワー、“イエスの塔”が今年の2月に完成し、本日(6月10日)がAntonio Gaudí(アントニオ・ガウディ)没後100年という事で記念式典が行われるそうですね。
ですので、ワタクシもお祝いにガウディを讃えようと思います。
チェコのギタリスト・コンポーザー、Marián Budoš(マリアン・ブドシュ)のギターソロ作品に“Tres meditaciones – homenatge a Antoni Gaudí -(3つの瞑想曲 – アントニオ・ガウディを讃えて -)”という素晴らしい曲がございます。
“Casa Batlló(カサ・バトリョ)”、“La Sagrada Família(サグラダ・ファミリア)”、“Park Güell(グエル公園)”の3曲から成ります。
作曲者のブトシュさん本人の演奏動画をどうぞ。
ムイ・ビエンっ!
各曲冒頭部分はこんな感じです。



この作品は⑥=D#、⑤=G、④=D#、②=C、①=Dというかなり凝った変則チューニングで書かれておりますが、譜読みをする場合はレギュラーチューニングのギターで弾いていると仮定して演奏します。1
ブトシュさんによりますと、この作品は2018年にバルセロナを訪れた際にこの街とアントニオ・ガウディの素晴らしい作品に触発されて書いたそうです。
帰国後、バルセロナの記憶が鮮明に残っている時に作曲を始め、アントニオ・ガウディがGustav Mahler(グスタフ・マーラー)を街に案内して自身の作品を見せ、一日の締めくくりに“カサ・バトリョ”の屋上で熱いコーヒーを飲む姿を想像したそうです。
ゆっくりと展開していく1曲目と2曲目はマーラーの交響曲、特にその緩徐楽章を彷彿とさせるような曲調にしたそうです。
こういう作品作りのバックボーンが分かると面白いですね。
弾いてみたい方。
楽譜はこちらで購入可能です。(PDF版のみ)
脚注
- 例のCarlo Domeniconi(カルロ・ドメニコーニ)の“Koyunbaba(コユンババ)”と同じ楽譜の読み方です。

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