
1962年に刊行されたAnthony Burgess(アンソニー・バージェス)のあまりにも有名なディストピア小説、“A Clockwork Orange(時計じかけのオレンジ)”を初めて読んだのは20歳の時でござった。
多分、この作品はもの凄くハマる人と嫌悪を示す人と、かなり好みが分かれる作品でっすね。
オイラはめちゃんこハマってしまった人でありまっして、読みすぎてボロボロになって文庫版を何冊も購入したっす。
ご存じの方も多かろうと思いまっすが、この小説はStanley Kubrick(スタンリー・キューブリック)によって映画化され1971年に公開されまっした。(日本は1972年)
小説にハマってオイラも映画を観たかったのでっすけど、何故かこの作品は様々な事情で当時、キューブリック作品で唯一ビデオ化されてなかったのさ。
原作の猥雑で暴力的な世界をどのように映像化しているのか気になってしょうがなかったなぁ。
ビデオ化されたのは何と1991年ぢゃった。日本でもリリースが決まった時、普通にニュース番組で報道されたくらい待望のビデオ化ぢゃったな。
さすがにキューブリック監督作品ということもあって、非常にスタイリッシュな映像と演出がスンバラシイっす。
小説はWikipediaにあるとおり、長らく第21章が削除された状態で再版を重ねておりまっしたが、2008年に早川書房から第21章を含んだ完全版が刊行されておりまっす。
オイラはどちらかというと、第21章が無いバージョンの方が好きだったりしまっす。これも好みでっすね。
何度読んでも感心してしまうのが、小説に描かれている内容が当時は非現実的だったものが、その後かなり現実の出来事として実際に起こったりしていて(例えば、ホームレス襲撃とか)、その先見の明にほんと脱帽してしまいまっす。
そして、あの独特な“ナッドサット”言葉がまた、たまんねぇんすよ。オイラも学生時代に真似したっけ。
一つだけ残念なのは、オイラは小説に関しては完全に電子書籍に移行しておるのでっすが(もう、10年になるな)、英語版は電子化されちょるのでっすけど、未だに日本語翻訳版(訳:乾 信一郎)が電子書籍版になっちょらんの・・・。
あぁ、電子化されんかなぁ・・・。

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