うちのお店には5台のデスクトップPCがございまっして、これらは某社からレンタルしておりまっす。電話機、サーバー、販売管理ソフトもこの某社にお願いをしちょるんでっすが、PCは敢えてWindows 10のままにしておりまっす。
が、来年の10月14日でWindows 10のサポート期間が終了するんすよね。
だもんでっすから、どこかのタイミングでWindows 11にアップデートしなければいけないんすけど、これまで何度も何度も体験しておりまっすが、某社にお願いはするもののPCの入れ替え作業は半日仕事になっちゃうのな。
勿論、営業時間内にするわけにはいかぬので毎回、定休日(月)に行うのでありまっす。んで、これまた先代の頃からなぜかオイラだけが出社という事になってもうたるのな。
何だかしらんけど、オイラがこの店で一番PCに詳しい人間と勘違いされちゃってんでっすけど、実のところオイラのやっていることなんて1998年以来ず~~~っと初心者レベルを脱していないわけでっすよ。正直、誰でも良いんすよ。出社するのは。
んなことを言っているうちに不良品とは言え、店長にオイラがバージョンアップしちまったもんでっすからねぇ・・・。切ないっすなぁ・・・。
さて、冒頭の動画はスペインの優れたギタリスト、Pablo Sáinz-Villegas(パブロ・サインス=ビジェガス)による映画音楽の世界では恐らく最強の知名度を誇るメリケンの作曲家、John Williams(ジョン・ウィリアムズ)の大変貴重なギターソロ作品、“Rounds(ラウンズ)”の演奏でっす。
ジョン・ウィリアムズも最近書いた(ここ)エゲレスの作曲家、Jerry Goldsmith(ジェリー・ゴールドスミス)と同様、Mario Castelnuovo-Tedesco(マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ)のお弟子さんでありまっすの所謂、純音楽も書いておるのでっすけど、やっぱりお名前を聞くと映画音楽の作曲家としてのジョン・ウィリアムズを思い浮かべてしまいまっすね。
このギター作品はメリケンを代表する巨匠ギタリスト、Christopher Parkening(クリストファー・パークニング)主宰のコンクール、“Parkening International Guitar Competition(パークニング国際ギターコンクール”のために書かれた作品でございまっす。
ちなみに出版譜の運指は前述のパブロ・サインス=ビジェガスさんとパークニング大先生によるものでっす。
楽譜冒頭はこんな感じでっす。
難曲ではありまっすが、なかなかにスンバラシイ作品でありまっす。最近演奏する方が増えまっしたな。
楽譜はメリケン最大の出版社であるHal Leonardから、“ジョン・ウィリアムズ・シグネチャー”シリーズとして出版されちょりまっす。
興味のある方は是非、どうぞ。
この曲、楽譜が出版されてすぐ弾きました。確かに難しいですが、なんとかアマチュアでも弾けるレベルですね。メン・スーが録音しています。
そういえばこのCDで同じジョン・ウィリアムズのAvner’s Theme(from “Munich”)という曲が弾かれているんですが、これはどういう曲なんでしょう?
けんいちさん
コメントをいただきありがとうございまっす。
ワタクシも初めて「ラウンズ」を聴いたのはメン・スーさんのCDでっした。
>そういえばこのCDで同じジョン・ウィリアムズのAvner’s Theme(from “Munich”)という曲が弾かれているんですが、これはどういう曲なんでしょう?
この曲はスティーヴン・スピルバーグ監督の2005年(日本は2006年)公開の映画、“ミュンヘン”のテーマ曲でございまっす。
サウンドトラックでは弦楽合奏のものと、クラシックとフラメンコの二刀流ギタリスト、Adam del Monte(アダム・デル・モンテ)のギターソロの2種類が収録されているのでっすけど、出版譜は弦楽合奏のみで、なぜかギター楽譜は未出版なのでございまっす・・・。
出版されたらスタンリー・マイヤーズの“カヴァティーナ”並に(クラギ界では)流行ると思うのでっすけどねぇ。