幼稚園に通っていた4、5歳の頃、小岩に個人経営の小さなおもちゃ屋さんがあったのですが、そこを通るたびに“ウルトラセブン”のソフビを買って欲しくてたまらなかったワタクシなのですが、母親に何度強請っても「ダメっ!」の一点張りで、ある時は道端を転げ回るようにして駄々を捏ねたのですが、そそくさとその場を去る母親を号泣しながら走って追いかけたものです。(黄昏)
もう半世紀以上も前のお恥ずかしい話ではございますが、駄々を捏ねる子供、つまり駄々っ子という言葉から現在連想されるのはどう考えてもトランプさんですよね。
ここまでくると余りにも駄々っ子すぎる言動に笑うしかないですわ。一応、アメリカの大統領ですから世界的に見ればトップ中のトップの人じゃないですか。
なんだかなぁ・・・。狙ってやっているのかなぁ・・・。不思議なお人です・・・。
さて、冒頭の音源はスペインのギタリスト、Eugenio Tobalina(エウヘニオ・トバリナ)による同国のギタリスト・コンポーザー、軍人であったLeopoldo de Urcullu(レオポルド・デ・ウルクッル、1797-1839頃)の“Introducción y variaciones sobre un tema de “Il pirata” de Bellini.(ベッリーニのオペラ「海賊」の主題による序奏と変奏曲)”の演奏です。
作曲者のレオポルド・デ・ウルックルは19世紀前半のスペイン・ギター黄金時代を支えた一人らしいのですが、その生涯は謎に包まれているそうです。
当時のオペラの旋律を用いた華麗な変奏曲等を多く残しているのですが、前述のエウヘニオ・トバリナさんのアルバム、“Leopoldo de Urcullu/Guitar Music”よって辛うじてその名が再び日の目を見た感じでありまして、まだまだ知る人ぞ知るギタリスト・コンポーザーかもしれません。
タイトル通りイタリアの作曲家、Vincenzo Bellini(ヴィンチェンツォ・ベッリーニ)の2幕から成るオペラ、“Il pirata(海賊)”から主題を借りた技巧的な変奏曲でございます。1
初版ファクリミリ版楽譜冒頭部分はこんな感じです。
過度な超絶技巧を強いられることもないですし、程よい曲の長さでナイスです。
年代的にはJohann Kaspar Mertz(1806-1856)やNapoléon Coste(ナポレオン・コスト)と被りますが、彼らとはまた違う作風で楽しめると思います。
ファクシミリ版楽譜をここに置いておきますので、自由にDLってお楽しみ下され。
脚注
- 恐らくいずれかの“アリア”が主題だと思われますが、特定出来ませんでした・・・。ちなみにMauro Giuliani(マウロ・ジュリアーニ)は序曲(Sinfonia)の部分をギター二重奏にアレンジした“Sinfonia nell’opera “Il pirata”(オペラ「海賊」の序曲)”という作品を残しています。


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