冷静に振り返ってみまっすと、オイラがギターを初めて今年で丸47年になるんだねぇ・・・。恐ろしいねぇ・・・。
今でも当時の記憶はありありと思い出せるほど鮮明でありまっす。
当たり前でっすけど、最初はクリビツするくらい指が動かないっすよね。しかも、左指は痛くなるし、まともな音は出ないし、チューニングは難しいし、
苦行
としか言いようがなく、熱しやすく冷めやすい性格のオイラなのによく今日まで続いたものでっす。
さて、冒頭の動画は大変貴重なAlexandre Lagoya(アレクサンドル・ラゴヤ)による、クラギを嗜む方でっしたら一度は演奏されるでありませうイタリアのギタリストであり、作曲家でもあり、クラリネット奏者でもあり、オーボエ奏者でもあり、ギター製作家でもありと、要するに大変多才だったLuigi Mozzani(ルイジ・モッツァーニ、1869-1943)の有名な“Feste Lariane(フェステ・ラリアーネ)”の演奏でっす。
この曲を初めて知ったのはギターを始めて間もない頃、NHK教育テレビで放送されていた“ギターをひこう”のテキストに収載されていた楽譜でござんした。
確か講師は小原聖子先生だったっすな。
当然、当時のオイラには全く歯が立たない曲でございまっしたが、主題がとっても美しいでっすし、続く第1変奏はアルペジョ、第2変奏はトレモロと、主題をシンプルに変えただけなのでっすが、ある意味ギタリスティックな構成でっすのですんげく萌えまっした。
特にトレモロは多くの方がそうであるように憧れの奏法でっしたから尚更でっす。
今日、楽器を試奏する時に何十年ぶりかに弾いてみたのでっすが、懐かしくってちょっとウルウルしちゃったよ。
楽譜はこんな感じでっす。



この曲は所謂、ギター名曲集のようなものに大体収載されておりまっするが、一応、初版の楽譜をここに置いておきまっす。
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