オイラ的にフェイバリットなファルセータ・シリーズ掟破り番外編42~ビクトル・モンヘ・セラニート/ブエルベン・ロス・ミネーロス(タランタス)

今朝目覚めると、髪が寝癖で爆発コントみたいに爆裂しており、すぐさま普段愛用している寝癖直しウォーターを噴霧しまくる。

が・・・。シャンプーした後くらい髪がビショビショになっても全く爆裂が収まらない・・・。

と、頭を掻き毟ったところで夢から覚めた・・・。すんげぇ、リアルな夢だったわ。明日は公休なので4ヶ月振りに散髪しまっすっ!

さて、冒頭の音源は今年の7月に82歳になられるフラメンコ・ギター界のレジェンド、Victor Monge “Serranito”(ビクトル・モンへ・セラニート)のタランタス、“Vuelven los mineros(ブエルベン・ロス・ミネーロス)”でっす。

絶頂期のセラニートの作品は、どれもが細かな音が綾なす曼荼羅のように複雑なファルセータで彩られておって、曲によっては本人しか弾けねぇんぢゃね?っていうくらいある意味変態ファルセータの宝庫でございまっす。

したがって、このタランタスも例外ではありまっせん。

旧愚ブログではどちらかと言うとカンテを模したゆったりとした部分の別な意味で変態なファルセータをご紹介しまっした。音源の4:52~5:10辺りでっす。

もし、赤い譜玉の音を1(左人差し指)で押弦可能な方がいらしたとしら、人間ではありまっせん。神でっす。

ぢゃあ、どうするのかと言うと、この部分は以前何度か書いた(ここここここ)左親指を使った押弦で弾きまっす。

さすがはセラニート先生っすね。ムイ・ビエンっ!

【余話】
ギターでこの押弦を最初に試みたギタリストは誰か?と思いを馳せまっすと、クラギの大巨匠、Narciso Yepesナルシソ・イエペス)が真っ先に頭に浮かびまっす。

これは旧愚ブログにも書いたのでっすが、イエペス編による1960年にスペインのEdiciones Musicales Madridから出版されたDomenico Scarlatti(ドメニコ・スカルラッティ)の“ソナタK.380(L.23)”の楽譜に見ることが出来まっする。

原調のE major(ホ長調)を全音低いD major(ニ長調)に移調し、⑥=Dでアレンジされちょりまっす。

3小節目3拍の赤丸部分のベース音F#を左親指で押弦しまっす。

さすがはイエペス先生っすね。ムイ・ビエンっ!

Luzia

【源氏名】
Luzia(♂)

【本業】
都内某楽器店でカリスマ店長のフリをすること。

【嗜み】
すちゃらかなギターを弾くこと。

【趣味】
読書(末期の活字中毒者)、たまに映画を観たり、ゲームをしたり。

【特技】
土下寝、妄想、妄執、迷走、酒池肉林。

【資格】
A級穀潰師、超弩級竿師、Luzia流天手古舞&きりきり舞い家元。

【血液型】
絵に描いたようなB型。

【星座】
天秤座。稀に便座。

【不具合】
肛門括約筋が活躍しないことがある。

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【愚ブログについて】

2009年7月某日から2022年8月3日に渡ってやっていたブログ、“土下寝で昼寝~すちゃらかギター弾きの妄執~”を訳あってデータベースごと消滅させてしまい、同年8月10日に装いも新たに再開したブログでっす。ギター(ジャンル問わず)、音楽(これまたジャンルを問わず)、その他に関して書きまくりてぇ~っ!と思った時に駄文を垂れ流しまくる、毒にも薬にもならないブログでっす・・・。

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