今朝出社しまっすと、店の前の道端にカエルさんがぺったんこになって張り付いておりまっした・・・。
リアルの世界では“ど根性ガエル”のピョン吉のように“ピョコン ペタン ピッタンコ”とはいきませなぬなぁ・・・。
丁重に店の裏の小さな庭に埋葬をいたしまっした。合掌。
実はたまにこの庭にカエルさんが出没するんでっすけど、一体どこからやって来るのだろうか?
近くに池のある公園があるっちゃあるんでっすけど、優に400m以上離れておりまっすしねぇ。夜中にでも移動してくるのでありませうか?
まぁ、恐らくはお子さんのいらっしゃるご家庭で興味本位にオタマジャクシを飼い、カエルにメタモルフォーゼした段階で公園やちょっとした庭のある家や建物に放っちゃうってのが真相かもしれまっせんね。
さて、冒頭の動画はポーランドの名手、Marcin Dylla(マルシン・ディラ)によるフランス6人組の作曲家、Darius Milhaud(ダリウス・ミヨー)唯一のギター作品、“Segoviana(セゴビアーナ)”の演奏でっす。
タイトル通りギターの歴史的大巨匠、Andrés Segovia(アンドレス・セゴビア)のために書かれた作品でございまっす。
セゴビアは散々ミヨーにギター曲を書くよう催促したのにも関わらず、結局セゴビアは録音はおろか、演奏会でも演奏することがなかったのでミヨーが大激怒したという逸話がござんす。
でっすが、現在では国内外のギタリストに愛奏されている貴重な大作曲家によるコンサートピースになっちょりまっす。
いかにもフランスの作曲家らしい軽妙洒脱さとユーモアを含んだ小品でありまっすが、ギタリスト・コンポーザーの作品には無い妙味があって素敵っ!
楽譜の冒頭はこんな感じでっす。
ああ、なんか久しぶりに弾いてみたくなったがな。
【余談】
実はオイラ、以前書きました通り現在の店に入店した頃はクラシック・ギターに関する楽譜の知識が本当に乏しく、当然ながら一般クラシック作曲家の名前に関しても疎く、それにもかかわらず毎月ギター関連の楽譜やCD等に関するDMを作成することになりもした。(その辺りのお話はここ)
過日、フランスのSalabert(サラベール)からミヨーの有名な2台ピアノ作品、“Scaramouche(スカラムーシュ)”のギターデュオ・アレンジ譜が初めて入荷したのな。
で、“1991年5月号”に掲載をしたのでっすが、まだまだポンコツだったオイラは“Mirhaud”を堂々と“ミルハウト”とドイツ語のように表記したのでありまっす。

印刷が上がってきた段階でオイラに音楽理論の手ほどきをしてくれた同期の音大出身のMさんから(その辺りのお話はここ part 2)
「◯ちゃん、これってもしかしてミヨーでは?」
と言われたのでありまっした・・・。
再印刷は時間的に無理だったので、号泣しながら手書きで訂正したっけ・・・。
だもんでっすから、今でもダリウス・ミヨーの名を目にすると顔から火が出るくらい恥ずいオイラでありまっす・・・。
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