まぁ、今に始まったことではないと思いまっするが、ここ最近のニュースを観ていると毎日のように高齢運転者の車の事故やら、幼児虐待やら、強盗やら、想像力が欠如した頭のイカれた人間やらと言ったソースがやたら多くて殺伐としておりまっすなぁ・・・。
冗談ではなく“人類滅亡”の序曲は既に奏でられているのであろう。
2020年の新型コロナウイルス感染症の世界的な流行から“第3次世界大戦”は始まっているという見識がありまっすが、強ち間違いぢゃねぇと思ふ。
さて、冒頭は本日現在、オイラが最も好きなクラシック・ギタリスト、Marcin Dylla(マルシン・ディラ)によるJoaquín Rodrigo(ホアキン・ロドリーゴ)の名作、“Tres piezas españolas(3つのスペイン風小品)”の演奏動画でっす。
この作品はこれまで様々な名手の演奏を聴きまっしたが、今のところマルシンさんの演奏がオイラ的にはマストでござんす。
さて、クラギ・ファンの中にはレパートリーにされている方もいらっしゃるでせう。
“Fandango(ファンダンゴ)”、“Passacaglia(パッサカリア)”、“Zapateado(サパテアード)”の3曲からなる作品でっすが、いずれも技術的難易度が高い曲で、とりわけ3曲目の“サパテアード”は難曲中の難曲でござろうと思いまっす。
で、“サパテアード”を弾くのを思わず躊躇ってしまうのは、8分の6拍子~速度表記が4分音符=120という恐ろしい指定でございまっす。
何でかって言うと、冒頭動画の10:16~10:32に出てくるスケールがとんでもない速さになってまうのな。出版譜で言いますと、14ページ下から3段目2~3小節、15ページ1段目4小節~15ページ2段目1小節でっす。
んで、マルシンさんは動画を観る限り見事な演奏をされちょりまっすよね。スケール部分は明らかに途中まで3本指で弾かれちょりまっす。
楽譜にしてみまっした。


3本指でのスケール演奏に慣れれば断然、この運指の方が安定して速く弾けるので(たぶん・・・)、2本指で弾くよりは精神的ストレスをあまり感じないと思いまっす。
赤い符玉のところがミソっす。是非、お試し下され。
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