さっき、店の外に設置してある温湿度計を見まっしたら湿度が
87%
ぢゃったわい。どうりで蒸し蒸しするわけだわい・・・。
いやまぁ、しかし、今朝方のトランプ前大統領の演説中での暗殺未遂事件は事なきを得て、不幸中の幸いでござんしたなぁ。
やっぱり今、アメリカはかなり大変な状況にあるんぢゃろうなぁ・・・。ますます、対立と分断が進行しそうな気がする・・・。
世界中どこもかしこも天候と同じで異常事態頻発ぢゃなぁ・・・。
さて、今日は久し振りにお客人に頼まれてヴィオラ・ダ・ガンバのフレット交換をしたがな。
リュートやヴィオラ・ダ・ガンバはギターのようにフレットが打たれておらぬので、ガットを巻くのね。

で、ヴィオラ・ダ・ガンバは所謂、二重巻にしまっす。リュートも当時は二重巻きだったっすけど、現在はシングル巻の方が主流かしらん。
二重とは言ってもぐるぐると
♪ い~とぉ~まきまき い~とぉ~まきまき ひいてひいて とんとんとん ♪
するわけではなく、原理は下図のとおりでっす。

オイラも以前はこのやり方でっしたが、ちょっとメンドイ・・・。実はもっとシンプルにナイスにスタイリッシュにカッコよく巻けるのな。
二重フレット巻のナイスな動画をどうぞ。
弦が張ってある状態では若干やり難いのでっすが、慣れるとめっちゃ早く巻けまんがな。
動画ではガットを結ぶ時にラジオペンチを使用されておりまっすが(実際、使ったほうがいいっす)、オイラは頑なに手でやるもんでっすから、7フレット全てを交換すると右人差し指の第一関節がめっちゃ痛くなりよる・・・。
でっすが、フレットガットは結構高額なのでヴィオラ・ダ・ガンバを嗜んでいらっしゃる方は古くなった1弦~3弦を取っておいて、フレットガットとして代用する方が多いっすね。
いずれにしろ、古くなれば交換という事を定期的にやらなければならぬのでメンドイっちゃメンドイすな。
撥弦楽器がのほとんどが後に金属フレット打ち込みに変わるわけっすなぁ。(琵琶は柱だけどね)
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