あぁ、今日一日頑張れば明日はお休みでっすけぇっ!
ダメだ・・・。何か今日は超ダルい・・・。ダルンダルンや・・・。はっ!感染したのかっ?感染しちまったのかっ?感染してもうたのかオイラっ?それとも、寒蟬しちまったのかっ?とぅくとぅくぼうしっ!
はいはい。何にも感染してまっせんよ。単なるネブソックでっすよ。(ゲームのやり過ぎやな・・・)
さて、冒頭の音源はパコ・デ・ルシア・セクステットの1981年リリースのファースト・アルバム、“Sólo quiero caminar(邦題:道)”に収録されているブレリアス、“Piñonate(邦題:ピニョナーテ)”でっす。
オイラは個人的にこのアルバムが大好きでありまっす。
この時期はパコが新しいフラメンコ・ギター音楽の形を求めて試行錯誤をしている時期であり、その模索の一つがこのセクステットというバンド形態での演奏であり、内容も非常に実験的、且つ、先鋭的で全編に渡って緊張感が漲っていて何度聴いてもドキドキしまっす。
以前ご紹介した名作、“Monasterio de Sal(邦題:モナステリオ)”も誕生しまっしたしね。ほんと、ムイ・ビエンなアルバムでございまっす。1
今回ご紹介する“ピニョナーテ”のリズム形式はブレリアスでございまっす。
このアルバムにもう1曲、“La Tumbona(邦題:ラ・トゥムボーナ)”というブレリアスが収録されちょりまっすが、ライブではオイラが知る限り“ラ・トゥムボーナ”しか弾かれていないと思いまっす。
パコ・ファンならご存知でしょうが、“ピニョナーテ”は変則チューニング作品なんでっすよね。
今回は冒頭音源の0:22~0:53で弾かれている印象的なリズムの刻みの部分(後半でも弾かれちょりまっす)をご紹介しまっす。
↓ クリックされたし。(PDFファイルが開きまっす)
あ、そうそう。旧ブログで“ピニョナーテ”のチューニングに関して何度か書いたのでっすが、①=D、②=B♭で採譜をして演奏していらっしゃる方がいらっしゃいまっすが、①=D、②=Aが正解でっす。2(サーセンっ!楽譜にチューニングを書くのを失念しておりまっす)
音源をお聴きになられまっすとわかると思うのでっすが、変則チューニングによる独特の倍音が生じてとても幻想的でっす。
オイラが知る限り、パコがライブで“ピニョナーテ”を弾いている動画は観たことがないっす。
実はファルセータの一部は弾かれているんでっすけど、ノーマル・チューニングのブレリアスでなんだよねぇ・・・。何でなんだろ?そんな面倒な変則チューニングぢゃないんすけどねぇ。(謎)
ご参考までにロシア出身のモンスター級ギタリスト、Grisha Goryachev(グリシャ・ゴルヤチェフ)がパコそっくりのムイ・ビエンな演奏をされちょりまっす。
グリシャさんは①=D、②=Aで演奏されちょりまっす。偉いぞっ!
皆様も是非、弾いてみて下され。
※“ピニョナーテ”のフル浄書はここにありまっす。
パコの中で最もコピーしたい曲の一つ!
ソニテケの次はこれかな・・・
この曲は噛めば噛むほど味が出る
アルバム『ルシア』の El Chorrueloと並ぶ
めちゃ渋ブレリア!!渋カッコ良すぎて
卒倒もの〜♫
アルパコさん
“ピニョナーテ”はいいっすよねぇ。
オイラとしては珍しいのでっすが、現在、ちゃんとした(?)“ピニョナーテ”の楽譜を作成中でっす。
大昔に採譜をしたメモを見直して、譜読みがしやすく浄書中でっす。完成したら公開しまっす。