相変わらず世の中はあらゆる事象がケイオスでございまっすが、まぁ、慌ててもしょうがないでっすし、オイラは取りあえずケ・セラ・セラでっすわ。
だもんで、昨日の公休は午前中に雑事を終わらせ、午後はベッドにだらしなく寝そべって、あ、もちろん、キンキンに冷えてやがるルービーもガンガン呷りつつ、ノンベンダラ~リとYouTube動画を貪り観ていたのね。
で、なぜかオススメの動画にDaivid Russell(デイヴィット・ラッセル)が演奏するFrancisco Tárrega(フランシスコ・タレガ)の“Recuerdos de la Alhambra(アルハンブラの思い出)”がございまっしてね、酔眼のまま観始めたら、2小節目でパッチリ眼が覚めてもうた。
それが冒頭の動画でござんす。
クラシック・ギターを嗜む方はもれなく楽譜はお持ちかと思いまっすし、既にレパートリーにされている方も多かろうと思いまっすので、今回はいちいち楽譜を載せまっせん。(だって、メンドイんだもん)
この曲をオリジナルの運指で目を瞑ったままでもラクラク弾けるくらい弾きこんでいいらっしゃる方は、冒頭2小節1拍目でデイヴィット先生の左運指に瞠目されるでございまっしょう。
4(左小指)がクロスフィンガーにはなりまっすが、決して無理な押弦ではございませぬよね。
注意して全編をご覧になると、なるほどねぇ~とその運指の妙味に酔えるところがいくつかございまっす。
押弦以外にもよぉ~く観察しまっすと、さりげないガイドフィンガーの妙味も堪能出来まっす。そのどれもが非常に合理的でスンバラシイっ!
オイラは基本的にギタリスト・コンポーザーによる作品に関しては、楽譜に付されている運指を尊重しまっす。なぜなら、作曲者は考えに考え抜いた運指を付していると信じているから。
でも、中には「こ、ここはこうした方がええと思ふのだっけどなぁ・・・」という事もありんす。
なので、オイラは早速今日から“アルハンブラの思い出”はデイヴィット先生の運指を真似まっす。
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