1週間前の記事で「数カ月に一度のペースで床屋に行くワタクシでございます。もう間もなく最後に散髪をしてから4か月になろうとしております」と書いたのですが、まだ散髪をしておりません・・・。
本日現在、この有様で接客するのは失礼過ぎるだろうな・・・と危惧しております・・・。
昨日、午前中にフェルナンド・◯◯◯◯さん(アメリカ人)というインバウンドで来日中のアマチュアギター愛好家の方がご来店下さいました。
日本の製作家のギターを弾いてみたいとのことでしたのでたくさん試奏していただいたのですが、なかなか演奏がお上手でございました。
最終的に2人の製作家のギターを気に入って下さり、何度も弾き比べをされておりました。
聞きましたら長年、ホセ・ラミレスを愛用されているそうなのですが、日本の製作家のクラシック・ギターにずっと憧れていたそうでございまして、結果、某製作家の80万円!の楽器をご購入いただきました!
むさ苦しい頭で大変失礼いたしました。良い旅を!(明日こそは髪を切ろう・・・)
さて、冒頭の音源はAstor Piazzolla(アストル・ピアソラ)と大変親交が深かったアルゼンチンのピアニスト・コンポーザー、Saúl Cosentino(サウル・コセンティーノ、1935-)が、ピアソラ没後に追悼を捧げた楽曲、“A la memoria de Asor(アストルの思い出に)”の演奏でございます。
長年の友を喪った哀しみが犇々と伝わってくる名曲だと思います。
コセンティーノのギター作品は今年の1月にご逝去されたアルゼンチンの巨匠、Roberto Aussel(ロベルト・アウセル、1954-2026)の校訂による楽譜がいくつか出版されておりますので、クラギ界隈ではピアソラ作品と共にレパートリーにされていらっしゃる方もおられるでしょう。
コセンティーノの作品は明らかにピアソラの影響を受けた作風なのですが、どれもなかなか素晴らしいものであります。
また、コセンティーノはピアノを弾かれる方々は特にピアソラの“Oblivion(忘却)”のピアノソロ・アレンジが有名です。
沁みるなぁ・・・。
話を元に戻しますと、アウセル先生の2019年にリリースされたタンゴとミロンガ作品を収録した個人的にも愛聴しているアルバム、“Tangos & Milongas”にご自身のギターソロ・アレンジによる“アストルの思い出に”が収録されているのですが、これが大変素晴らしいのであります。
実演動画もどうぞ。
素晴らしすぎてウルウルしてしまいます・・・。
このギターソロ・アレンジは残念ながら未出版なのですが、音源から採譜された楽譜がございます。
楽譜冒頭部分はこんな感じです。
かなり正確に採譜されていて◎。
原調のGm(ト短調)によるアレンジで⑥=D、⑤=Gの変則チューニングを使用しますが、このキーでは妥当ですね。
弾いてみたい方。
採譜楽譜はこちらで購入可能です。


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