オイラ的にフェイバリットなファルセータ・シリーズ第20弾~パコ・ペーニャ/プエルト・アギラ(ティエントス)

今日は涼しくって最高っ!オイラはこれくらいがちょうどええ。

にしても、JR小岩駅から駅そばが消滅してしまったのは実に残念無念でありんす・・・。

↑ “一週間前に”だね。

オイラとしては“いろり庵きらく”が復活して欲しいっ!

さて、オイラは普段、フラメンコ・ギター音楽を楽しむ場合、どちらかというとパコ・デ・ルシアを中心としたモデルノ・スタイル(現代フラメンコ)のものを堪能する事が多いのでっすが、日によってはそれらがちょっとシンドイ時ってぇのがありまっしてね、そんな時は伝統的なスタイルによるフラメンコ・ギター音楽を聴いて逆にリフレッシュするのでっすけど、一番良く聴くのはPaco Peña (パコ・ペーニャ、1942-)でございまっする。

派手さは無いのでっすけど、パコ・ペーニャ先生のギターを聴くと何だかとってもホッとするするのな。

中でも一番好きなのが、1988年にリリースされたアルバム、“Azahara(アサーラ)”でございまっして、収録曲全てが伝統的なフラメンコ・ギターの味わいが漲りつつ、ほんの少し現代風味が加味されておって聴いていてとっても気持ち良いのでっす。

今回はこのアルバムに収録されている“Tientos(ティエントス)”、“Puerto Aguila(プエルト・アギラ)”をご紹介しまっす。

ティエントスは2拍子系のリズムなのでっすがとっても独特で、微妙なリズムの揺れ方をするので記譜が難しいっす・・・。

伝統的なスタイルでは後半にTangos(タンゴス)へと繋げるのが一般的だったようで、パコ・ペーニャ先生のこのティエントスもそうなっちょりまっす。

今回は冒頭~0:15、トレモロのファルセータからタンゴスに入る3:28~3:37あたりをご覧下され。

とてもシンプルなのでっすが、実に味わい深いっすなぁ・・・。

大昔にP社のYさんから、1990年代初頭のパコ・ペーニャ先生のコルドバでのコンサートを録画したビデオテープ(隠し撮りな・・・)をいただいたのでっすが、そこにこのティエントスがほぼ録音と同じような感じで収録されちょったな。

「母さん、僕のあのビデオテープ、どうしたんでせうね?ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、渓底へ落としたあのビデオテープですよ。」by 西條八十

という訳でござんして、全然見つからぬ。いや、見つかったとしてもビデオデッキが無ぇや・・・。

この曲ではないでっすが、パコ・ペーニャ先生のティエントスのスンバラシイ演奏動画をどうぞ。これも後半はタンゴスになりまっす。

てゆ~か、パコ・ペーニャ先生のウェブサイトが無くなってもうた・・・。つい最近まであったのに・・・。残念・・・。

【2023年11月14日付記】
パコ・ペーニャ先生のウェブサイトが復活しておりまっした。こちらからどうぞ。

Luzia

【源氏名】
Luzia(♂)

【本業】
都内某楽器店でカリスマ店長のフリをすること。

【嗜み】
すちゃらかなギターを弾くこと。

【趣味】
読書(活字中毒)、たまに映画を観たり、ゲームをしたり。

【特技】
土下寝、妄想、妄執、迷走、酒池肉林。

【資格】
A級穀潰師、超弩級竿師、Luzia流天手古舞&きりきり舞い家元。

【血液型】
絵に描いたようなB型。

【星座】
天秤座。稀に便座。

【不具合】
肛門括約筋が活躍しないことがある。

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【愚ブログについて】

2009年7月某日から2022年8月3日に渡ってやっていたブログ、“土下寝で昼寝~すちゃらかギター弾きの妄執~”を訳あってデータベースごと消滅させてしまい、同年8月10日に装いも新たに再開したブログでっす。ギター(ジャンル問わず)、音楽(これまたジャンルを問わず)、その他に関して書きまくりてぇ~っ!と思った時に駄文を垂れ流しまくる、毒にも薬にもならないブログでっす・・・。

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