今日は涼しくって最高っ!オイラはこれくらいがちょうどええ。
にしても、JR小岩駅から駅そばが消滅してしまったのは実に残念無念でありんす・・・。
なんてぇこったパンナコッタ・・・。小岩駅の「いろり庵きらく」が閉店してもうた・・・。一週間に行った時はそんな素振りは無かったのに・・・。(号泣) pic.twitter.com/pCTuDQrVUS
— Luzia (@dogene) December 5, 2022
↑ “一週間前に”だね。
オイラとしては“いろり庵きらく”が復活して欲しいっ!
さて、オイラは普段、フラメンコ・ギター音楽を楽しむ場合、どちらかというとパコ・デ・ルシアを中心としたモデルノ・スタイル(現代フラメンコ)のものを堪能する事が多いのでっすが、日によってはそれらがちょっとシンドイ時ってぇのがありまっしてね、そんな時は伝統的なスタイルによるフラメンコ・ギター音楽を聴いて逆にリフレッシュするのでっすけど、一番良く聴くのはPaco Peña (パコ・ペーニャ、1942-)でございまっする。
派手さは無いのでっすけど、パコ・ペーニャ先生のギターを聴くと何だかとってもホッとするするのな。
中でも一番好きなのが、1988年にリリースされたアルバム、“Azahara(アサーラ)”でございまっして、収録曲全てが伝統的なフラメンコ・ギターの味わいが漲りつつ、ほんの少し現代風味が加味されておって聴いていてとっても気持ち良いのでっす。
今回はこのアルバムに収録されている“Tientos(ティエントス)”、“Puerto Aguila(プエルト・アギラ)”をご紹介しまっす。
ティエントスは2拍子系のリズムなのでっすがとっても独特で、微妙なリズムの揺れ方をするので記譜が難しいっす・・・。
伝統的なスタイルでは後半にTangos(タンゴス)へと繋げるのが一般的だったようで、パコ・ペーニャ先生のこのティエントスもそうなっちょりまっす。
今回は冒頭~0:15、トレモロのファルセータからタンゴスに入る3:28~3:37あたりをご覧下され。
とてもシンプルなのでっすが、実に味わい深いっすなぁ・・・。
大昔にP社のYさんから、1990年代初頭のパコ・ペーニャ先生のコルドバでのコンサートを録画したビデオテープ(隠し撮りな・・・)をいただいたのでっすが、そこにこのティエントスがほぼ録音と同じような感じで収録されちょったな。
「母さん、僕のあのビデオテープ、どうしたんでせうね?ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、渓底へ落としたあのビデオテープですよ。」by 西條八十
という訳でござんして、全然見つからぬ。いや、見つかったとしてもビデオデッキが無ぇや・・・。
この曲ではないでっすが、パコ・ペーニャ先生のティエントスのスンバラシイ演奏動画をどうぞ。これも後半はタンゴスになりまっす。
てゆ~か、パコ・ペーニャ先生のウェブサイトが無くなってもうた・・・。つい最近まであったのに・・・。残念・・・。
【2023年11月14日付記】
パコ・ペーニャ先生のウェブサイトが復活しておりまっした。こちらからどうぞ。
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