午前中に某音楽教室の先生と生徒5人(全員小学生)が店のスタジオをご利用下さったのでっすが、今日も東京は3月初めとは思えんくらい暖かい陽気なものでっすから、ご利用終了後にスタジオに入ったら人熱れでムンムンになっちゃったよ。
でも、東京は4日(火)~3日(水)に最高気温が10℃に満たぬという予報が出ちょる・・・。寒いのが好きなオイラではありまっすが、自律神経が失調しそうでやだな・・・。
そうそう。
2月28日に例の“一般社団法人日本音楽著作権協会 JASRAC”と、“音楽教育を守る会”による“音楽教室規定に関する音楽教育を守る会と JASRAC の合意について”が発表されまっしたな。
音楽教室規定「音楽教室における教師による楽器演奏等」の概要
音楽教室事業者が支払う使用料は以下のとおり
- 大人のレッスンの著作物使用料は、受講者一人当たり年額 750 円(税別)
- 中学生以下(こども)のレッスンについては、受講者一人当たり年額 100 円(税別)
- 極少利用(普段は管理楽曲を使用しないが、年に数回程度利用する場合)の対応として、レッスン単位および曲単位での使用料を定める
わかりまっすでせうか?
結局、当初の提言通り、教師、つまり講師による楽器演奏等に著作権使用料が発生するわけっす。
ちなみにこれは例えばヤ○ハさん、○ワイさん、○野さん、島○さん、そして、うちのお店のような音楽教室事業者が対象でありまっして、生徒の演奏、個人による音楽教室は対象外っす。
んぢゃあ、これはつまり講師がレッスン時に演奏をしなければ使用料は発生しないって事になるんか?んで、その辺りをどのようにして証明すれば良いのだろうか?
うちの店にはまだ具体的にJASRACからの打診はないのでっすけど、多分、近々、スタッフの方がご来店されると思われ・・・。
何故なら数年前、当時はまだ裁判中だった案件だった頃、JASRACスタッフお二人が説明のためにご来店されたから・・・。
どうなることやら・・・。
さて、前記事でご紹介をした山下愛陽さんの素晴らしきJ.S.B.(J.S.バッハ)の“シャコンヌBWV1004”の演奏にすっかり感化されてしまったオイラ・・・。
で、冒頭の音源はイタリアのギタリスト・コンポーザー、Carlo Domeniconi(カルロ・ドメニコーニ)がドイツのギタリスト、Dale Kavanagh(デイル・カヴァナー)のために書いた“Chaconne Op.111(シャコンヌOp.111)”のカヴァナーによる演奏でっす。
カナダのギタリスト、Sebastien Moreau(セバスチャン・モロー)の実演動画もどうぞ。
ムイ・ビエンっ!
ドメニコーニさんと言うと“Variations On An Anatolian Folk Song Op.15(アナトリア民謡による変奏曲Op.15)”や、
“ Koyunbaba Op.19(コユンババOp.19)”
辺りが国内外のギタリストに圧倒的に愛奏されちょりまっすが、ドメニコーニさんは熱心なクラギファンの方ならご存知の通り非常に多作でありまっして、本日現在、ドメニコーニさんの公式ウェブサイトの作品リストを拝見しまっすと、その作品数はOp.156までありまっす。(とは言え、最終アップデートが2010年となっておりまっすので、実際はもっと多いと思われまっす)
で、この“シャコンヌOp.111”はカヴァナーさんによると“after BWV 1004 by J.S. Bach”とありまっして、要するにJ.S.B.(J.S.バッハ)の“シャコンヌ ニ短調 BWV1004”に基づいて書かれた作品でありまっす。
だもんでっすから、ほぼ本家のシャコンヌと同じくらい長大な作品でありまっす。
楽譜の冒頭部分はこんな感じでっする。
かなりの難曲ではありまっすが、弾き応えがあって実にナイスな作品だと思いまっす。
楽譜はここで購入可能っす。
コメント