木曜日って本来はそんなに忙しくないのでっすが、今日はご来店のお客人を含めて問い合わせ等が多くて、その対応をしているうちに現在15:50っす。
なので、今日は昼食抜きっす・・・。
若ぇ頃だったら完全にガス欠でぶっ倒れるところでっすが、紛うことなくジジイになって昔ほど食べなくなったこともあってか、全然苦にならんから良いのでっすけどね。
このままダイオウグソクムシ並に不摂食でも、5年くらい生存出来る生命体に変容出来たらええなぁ。
さて、冒頭の音源はメキシコの優れたギタリスト、Juan Carlos Laguna(フアン・カルロス・ラグーナ)によるウルグアイの作曲家、Hebert Vázquez(エベルト・バスケス、1963-)のギターソロ作品、“”Metamorfosis(メタモルフォシス)”の演奏でっす。
ちなみにこの作品はラグーナさんに献呈されておりまっす。
“メタモルフォシス”は英語では皆様ご存知の通り“メタモルフォーゼ”、日本語では“変容”、つまり“別の姿や様子”になるっていう意味でっすね。
この作品には“homenaje a Maurits C. Escher(マウリッツ・エッシャーへの讃歌)”という副題がござる。
エッシャーは“騙し絵”で有名でっすよね。

エッシャーの良く知られている作風の一つに、“ある形が次第に別の形へと変形していく「メタモルフォーゼ(変容)」”が挙げられまっすので、この副題が付けられたのでせう。
同じくメキシコのギタリスト、Carlos Martínez Larrauri(カルロス・マルチネス・ララウリ)の演奏動画もどうぞ。
4分ほどの現代作品でっすが、タイトル通り曲が進むに従って音の変容が展開される実にナイスな作品でっする。
楽譜の冒頭部分はこんな感じでっす。
後半ではクラシック・ギターでは珍しいタッピング奏法も出てきよりまっす。ええなぁ。
と、ここまで紹介して何なのでっすけど現在、この作品の楽譜は入手は困難でっす。
本当はおまけ付きにしたいところでっすけど、色々と音南寺 丈、もとい、大人の事情がござんすので付けまっせん。
どうしても楽譜の全貌に興味のある方は下の楽譜付き動画をご参照下され。(これってええのやろか?)
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