ギタリストのお宝ゲット!~おまけ付き

スノーボードの平野歩夢さん。

1月にあれだけの怪我をされたにも関わらずオリンピック出場~決勝進出って・・・。彼は本当に超人なのかもしれない。でも、どうか無理をしないように!観ていてドキドキしてしまいます(それでも、彼のプレイに期待をしてしまうのですが・・・)

アスリートの方々は皆さん本当に凄いと思いますわ。

さて、冒頭の動画はロンドンで活躍したウィーンのギタリスト・コンポーザー、Leonard Schulz(レオナード・シュルツ、1814-1860)の“The Gitarist’s Bijou”という曲の演奏です。

日本では“ギタリストの宝 No.6”というタイトルで、教則本や発表会用のギター曲集なんかに収載されていたりするので弾いたことがある方も多いかも知れませぬ。

とは言え、やさしい小品ということもあってまず録音はされないですね。

初版楽譜冒頭部分はこんな感じです。

後半で1弦17フレットのAが出てきますが、全体的にはやさしく楽しめます

ここのところ、山下和仁さんの現時点での遺作である“古典ギターの至宝 百曲選 ”シリーズ(全五集)を聴いているのですが、何とこの曲が第四集に収録されております。1

このCDをお聴きになられた方はおわかりかと思うのですが、こういうやさしい小品でも山下さんの演奏はやっぱり他のギタリストとは違う感興があって素敵です。

せっかくですので、初版楽譜を置いておきます。

弾いてみたい方は是非、どうぞ。

Leonard Schulz(レオナード・シュルツ)/The Gitarist’s Bijou(ギタリストの宝 No.6)(PDF)

【追記】
山下和仁さんを偲ぶためか本日現在、YouTubeに1982年1月(この時点で20歳)に出演された“オーケストラがやって来た”で演奏されたムソルグスキーの“展覧会の絵”から、“バーバ・ヤーガの小屋(抜粋演奏)”~“キエフの大門(フル演奏)”と、

1983年(この時点で22歳)にNHKの“ギターをひこう”のゲストとして出演された際に演奏されたマヌエル・ポンセの“ワルツ(抜粋演奏)”と、ヘロニモ・ヒメネスの“アロンソの結婚~間奏曲(フル演奏)”の動画がアップされております。

いずれも画質はあまり良くありませんが、20代前半の山下さんの貴重な演奏です。動画を貼りましたけど、直ぐに削除されると思われますのでお早めにご視聴なされたし。

脚注

  1. このアルバムでは“ギタリストの宝石”というタイトルになっています。

Luzia

【源氏名】
Luzia(♂)

【本業】
都内某楽器店でカリスマ店長のフリをすること。

【嗜み】
すちゃらかなギターを弾くこと。

【趣味】
読書(末期の活字中毒者)、たまに映画を観たり、ゲームをしたり。

【特技】
土下寝、妄想、妄執、迷走、酒池肉林。

【資格】
A級穀潰師、超弩級竿師、Luzia流天手古舞&きりきり舞い家元。

【血液型】
絵に描いたようなB型。

【星座】
天秤座。稀に便座。

【不具合】
肛門括約筋が活躍しないことがある。

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  1. けんいち

    遅ればせながら“古典ギターの至宝 百曲選 ”シリーズを聴き始めています。
    第1集の冒頭のホレツキーの曲がソルの幻想曲op.7に酷似しているのに驚いています。
    CDには曲目解説が一切ありませんが、この曲について何かご存じでしょうか?

  2. けんいち

    最後のモルコフのアレグレットもソルの練習曲op.35-17と酷似しています。

  3. けんいちさん

    コメントをいただだき誠にありがとうございます。

    仰る通りホレツキーの“アンダンテ・ソステヌート – アレグレット・カンタービレ”はソルの“幻想曲 Op.7”に酷似していますが、ホレツキーのファクシミリ版楽譜の冒頭に、「演奏を容易にするために転調されたソルのテーマ、フィナーレ付き」という記載がございますので、明らかに“幻想曲 Op.7”を引用した作品でございます。(原調のハ短調からニ短調へ移調しております)

    問題はモルコフの“エチュード No.1”でございます。

    この曲はマターニャ・オフィーさんの監修による“The Russian Collection Vol.7”に収載されておりまして、巻頭にかなり詳細な楽曲解説が記載されております。

    モルコフとソルは同時代の方で、ソルはご存知の通りロシアにも演奏旅行をされておりますので、それぞれの作曲年、出版年が確定出来ればハッキリするのですが、結論を申しますと、ソルがモルコフの作品を盗用したのか、あるいはその逆なのかは決定的な資料が無いため不明との事です。(マターニャ・オフィーさんは古典期のギター作品、ロシアン・ギターの権威であった方ですので、かなり調査をされたはずです)

    残念ながら2017年にマターニャ・オフィーさんはご逝去されてしまいましたので、別の方の研究成果が発表される事を祈るばかりです。

  4. けんいち

    さすがお詳しいですね。
    ありがとうございました。
    でもこういったことはCDの曲目解説に書いておいてほしいですね。(3980円もする高額なCDなのに...)
    ところでモルコフの楽譜にoriginal key C Majar と書いてあるのは何でしょうね?

    • けんいちさん

      >でもこういったことはCDの曲目解説に書いておいてほしいですね。

      ほんとにそうですね。ディスクを購入した場合、やっぱりライナーノートは読みたいですからね。

      >ところでモルコフの楽譜にoriginal key C Majar と書いてあるのは何でしょうね?

      原曲はロシアの7弦ギター(チューニングはオープンGチューニング)の曲でございまして、これを通常の6弦ギターで弾いた場合、弾き辛い、もしくは演奏不能のパッセージが出てくるために移調されております。

  5. けんいち

    了解しました。
    ありがとうございました。

【愚ブログについて】

2009年7月某日から2022年8月3日に渡ってやっていたブログ、“土下寝で昼寝~すちゃらかギター弾きの妄執~”を理由あってデータベースごと消滅させてしまい、同年8月10日に装いも新たに再開したブログでっす。ギター(ジャンル問わず)、音楽(これまたジャンルを問わず)、その他に関して書きまくりてぇ~っ!と思った時に支離滅裂に駄文を垂れ流しまくる、毒にも薬にも世の中のためにもならない愚かなブログでっす・・・。

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