つい先日、5月12日にリリースされる“ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム”の最終3rdトレイラーが発表されたのでっすが、
もうね、超絶神ゲーの予感しかしない・・・。オイラはもちろん予約済でっすが、またまたネブソックな日々を送ることになるのであろうな・・・。
さて、ここ最近、キューバの若きギタリスト・コンポーザー、Alí Arango(アリ・アランゴ)にハマりまくってもうてまっす。毎日のように就寝前にCDを聴いておる。ほんとムイ・ビエンでございまっする。
冒頭の動画はアリさんの自作品、【Lúa“Nana”(ルア“子守唄”)】でっす。実に美しいっすね!
で、この曲が作曲されたバックボーンが大変興味深いので、ちょっとだけ書きまっす。
アリさんの娘さんのお名前をスペイン語綴りにすると“ele-u-a(エレウア)”なのだそうで、偶然にもYoruba relijion(ヨルバ人の伝統的宗教)における神の顕現を反映する精霊、もしくは神的なもの、更には精霊信仰的な新概念Orisha(オリシャ)の1つである“Eleggua(エレグア)”に語感が似ていることから着想を得て作曲した子守唄だそうでっす。
でっすので、この曲は“エレグア”の歌の旋律を正確に引用し、キューバの民間信仰の儀式で使用される太鼓、“Batá(バタ)”
をハーモニクスで模倣しつつ、他の歌の旋律を断片的に交えながら展開していきまっす。
楽譜の冒頭はこんな感じでっす。
何と⑥=Aの変則チューニングを使用しちょりまっすがな。⑤の1オクターブ下のAね。この曲を弾こうと思ったら、⑥はちょっと張りの強い弦を張った方がよろしいかと思われまっす。
興味のある方はアリさんのウェブサイトの“Shop”から楽譜が購入可能でっす。(PDF)
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