予想通り、トランプさんが第47代大統領に決定しまっしたね。やっぱり、メリケンっていう国は不思議な国ぢゃなっす。(謎)
今日はご遠方からお客人がご来店なさり、ちょっとお高めのギターをご購入くだされまっした。こんな不景気な世の中で実に有り難いことでございまっす。土下寝で感謝でっす。
以前にも書きまっしたけど、音楽は人間の健全なる精神の安寧を得るために日常生活上で必要不可欠なものだと思うのでっすけど、楽器演奏をしない方にとって楽器は日常生活上では全く不必要なブツでぢゃないでっすか。
実際、小学校時代のクラス会に参加した時に友人から
◯ちゃんのギターっていくらするの?
と聞かれ
◯◯◯万円だよんぬ
と答えたら、UMAにでも遭遇したがごとく、文字通り開いた口が塞がらないというリアクションだったもの・・・。そこそこの新車が買えるもんね・・・。そりゃそうでっすよね・・・。(悲哀)
さて、冒頭の音源は毎度お馴染み、パコの1987年にリリースされた歴史的大傑作、“Siroco(邦題:シロコ~熱風)”に収録されているタンギージョ、“Casilda(カシルダ)”でっす。
ちなみに“カシルダ”はパコの最初の奥様であるCasilda Varela(カシルダ・バレーラ)のことでっす。

ライブ演奏動画もどうぞ。
来日公演でも何度か実演を聴いたなぁ・・・。(黄昏)
実はオイラが初めて“シロコ~熱風”を聴いた時に一番面食らってしまった曲がこれでっした。何だか今まで聴いてきたタンギージョと、全く趣が違うのでっすもの。
例えば大巨匠、Sabicas(サビーカス)のタンギージョ、“La Castañuela(ラ・カスタニュエラ)”とか、
やはり大巨匠、Melchor de Marchena(メルチョール・デ・マルチェーナ、1907-1980)の“Tanguillos de Cadiz(タンギージョ・デ・カディス)”
を聴き慣れた耳には“カシルダ”が、タンギージョに聞こえんかったのっす・・・。
んでまた、“タンギージョ”のリズムってムズいのよね・・・。
という訳で、“カシルダ”の冒頭部分を少しだけ譜面にしまっした。アルバムではCapo.1、ライブ動画ではCapo無しで演奏しちょりまっすが、アルバム・バージョンでっす。(ファルセータはほとんど変わりもさん)
一見シンプルなのでっすが、なかなか厄介でっす。只管、パコの演奏をコピるしかないっすな。
コメント