
これまで何度か書いておりまっすが、オイラがフラメンコ・ギターを始めたきっかけは大学のギターサークルに入部し、
お前は今日からフラメンコ・ギターを弾くんだっ!
という、先輩の鶴の一声によってでございまっした。
その時は
え、ええぇ・・・。マヂかよぉ・・・。
と思ふたのでっすが、結果的にはどっぷりフラメンコ・ギターにハマる事になってもうたので、人生何があるかわからん・・・。
その頃、地元小岩の駅ビル、“シャポー小岩”にあった“新星堂”でLPレコード(!)を物色していた時に見つけて購入したのが、冒頭ジャケットの1980年にリリースされた、“Improvisada de Paco de Lucía(邦題:幻)”というアルバムでっした。
帯にある通り、上田 力氏、濱田滋郎氏、渡辺香津美氏による座談会がライナーノートとして封入されておった。
収録曲は以下の通りでござんす。
<A面>
Entre Dos Aguas “Rumba”(邦題:二筋の川)
El Vito(邦題:エル・ビート)
Los Pinares “Tangos”(邦題:松林)
Plaza De San Juan “Algeria”(邦題:サン・フアンの広場)
Rio Ancho “Rumba”(邦題:広い河)<B面>
Almoraima “Bulerias”(邦題:アルモライマ)
Lamento Minero(邦題:エル・レアルの曠野)
Mi Inspiración(邦題:私の霊感)
Malagueña De Lecuona(邦題:レクォーナのマラゲーニャ)
Rumba Improvisada(邦題:即興のルンバ)
はい。
パコ・ファンの方はお分かりの通り、このアルバムは1971年リリースの“Recital de guitarra de Paco de Lucía(邦題:霊感)”、1973年リリースの“Fuente y caudal(邦題:二筋の川)”、1976年リリースの“Almoraima(邦題:アルモライマ)”からチョイスされたベスト盤でっす。
勿論オイラは当時、そんな事は知らぬので単純に“幻”というタイトルのアルバムだと思ふておった。
オイラの記憶でっすと、上記の座談会の中で“アルモライマ”で使用されている例のウードのパッセージが、誰もウードで弾かれているとわからず、「タッチで音色を変えているんですかねぇ?」という推測がされていて、今振り返ると実に微笑ましい時代でござった。

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