我が愛する国、日本の治安における安全神話は最早、崩壊してもうたのでせうね。
昨日のザギンでの強盗事件は実に稚拙な犯行ではありまっしたが、まさかあの目抜き通りでまるで映画のように堂々と強盗が行われるとは夢にも思わん方が多かったはず。(オイラもね・・・)
それでも諸外国の治安の悪い地域よりはまだマシなのかもしれまっせんが、誠に残念ながら日本は今後も同様の犯罪が日常的に繰り返されると思われまっす。これが日本の現状であり現実なのだ。実に嘆かわしい・・・。
さて、冒頭の演奏動画はアルゼンチンのギタリスト・コンポーザー、Héctor Ayala(エクトル・アジャーラ、1914-1990)の古くから知られる名作、“Serie Americana(セリエ・アメリカーナ)”でございまっする。
日本では以前、“南米組曲”というタイトルで親しまれておりまっしたが、ここ近年は原題を曲名とするのが一般的になりまっした。
恐らく、Narciso Yepes(ナルシソ・イエペス)の録音によって日本では定番人気作品になったと思われまっす。
イエペス先生の演奏音源をどうぞ。(注:プレリュードは録音されちょりまっせん)
曲名どおり、中南米の主要な音楽様式で構成され、さながら音楽による中南米旅行の趣きがござんす。






いずれも実に楽しく、味わい深い小品揃いでござんす。
楽譜は1962年にアルゼンチのEditorial AROMOから出版され、その後絶版になり、後年に Agustín Barrios(アグスティン・バリオス)の研究家としても名高いメリケンのギタリスト・コンポーザー、Richard Stover(リチャード・ストーヴァー、1945-2019)の個人出版社、Querico Publicationsからこの曲を含むアジャーラの作品集が刊行されまっしたが、こちらも今現在絶版となっておりんす。
AROMO版の楽譜をここに置いておきまっす。
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