今日は遂に念願の長袖セーターを着ておりまっす。ヒャッハー。ようやく大汗をかかなくてよい、オイラにとっては天国のような気温になったがな。
東京は明日、最高気温が11℃らしい。ムイ・ビエンっ!(風邪がぶり返さぬようにせんとな・・・)
さて、冒頭の音源はメリケンのギタリスト・コンポーザー、Frederic Hand(フレデリック・ハンド)の知る人ぞ知る佳品、“Late One Night(レイト・ワン・ナイト)”の自演でっす。
実はこの曲に関しては旧愚ブログで一度書いちょるんでっすが、何度聴いてキュンキュンしてまうので再掲しまっする。
ハンドの作品というと日本では“Trilogy(トリロジー)”、“Prayer(祈り)”(ギターソロ&ギターデュオ)、“Five Studies(5つの練習曲)”なんかが良く知られちょって演奏もされまっすが、オイラはダントツでこの“レイト・ワン・ナイト”が好きっす。
直訳すると“ある夜更け”っすかね。
オイラが初めてこの曲を聴いたのはアルゼンチン出身の名手、Eduardo Isacc(エドゥアルド・イサーク)が1996年にリリースしたアルバム、“Astor Piazzolla – The Four Seasons”に収録されていたものでっした。
タイトルどおり、真夜中の静謐なイメージを詩的に綴った美しいジャズ・バラードなんすけど、自分で弾いてみてもちょっとウットリとしてまうくらいハマってまう。
ず~~~~と、ハンドさん自身の演奏も聴いてみたいなぁと思っておったのでっすが、何と2022年にリリースされたアルバム、“Across Time”でようやく聴くことが出来まっした。
楽譜の冒頭はこんな感じでっす。
全体的にジャズ和声が使われておりんして、結構、左手の押弦が難しいところもございまっすが、無理は無いので練習次第で必ず弾けまっす。
こんな曲をサラッと弾いたらモテまくること間違いなしっ!
そうそう。
ハンドさんと言えば、Robert Benton(ロバート・ベントン)監督の1979年公開(日本は1980年公開)作品、“Kramer vs. Kramer(クレイマー、クレイマー)”1の音楽を担当したことでも有名でっす。
実に多才な方でいらっしゃいまっすね。
【余談】
記事中に書いたエドゥアルド・イサークさんのアルバム、“Astor Piazzolla – The Four Seasons”には個人的な思いれがござんす。この件も旧愚ブログに書いたのでっすが、せっかくなので今一度書きまっする。
このアルバムにはタイトルどおりアストル・ピアソラの大変有名な作品である“Las Cuatro Estaciones Porteñas(ブエノスアイレスの四季)”が収録されちょりまっす。
編曲は皆様よくご存知のAssad Brothers(アサド・ブラザーズ、もしくはアサド・デュオ)の兄、Sergio Assad(セルジオ・アサド)でございまっす。
このアレンジはピアソラの有名な“レジーナ劇場のアストル・ピアソラ 1970 ”を元にしておりまっして、演奏技術的難易度が非常に高いのでっすが、今や定番人気作品になっちょりまっす。
さて、イサークさんのアルバムがリリースされた頃、このアレンジはいわゆるピースのような形式で楽譜は出版されちょりまっせんでっした。
様々な手を駆使して調べた結果、このアレンジ譜はメリケンの某ギター雑誌に4ヶ月に渡って添付楽譜として掲載された事がわかったのでっすが、この雑誌は版権等の問題でメリケン国内だけでの販売に限られていたため入手が出来なんだのな。
実際、仕事上でもお客人からこのアレンジ譜のお問合せは結構たくさんござったのでっすが、上記の理由をお話しするしかなかったのねん。
が、But、しかしっ!
どうしてもこの楽譜を入手したかったオイラは一計を案じまっした。
イサークさんのアルバムはベルギーのレコード・レーベル、GHA Records からリリースされたものなんでっすけど、実はこのレーベルの社長兼プロデューサーであるFrançoise-Emmanuel Denis(フランソワーズ=エマニュエル・ドニ)はセルジオ・アサドさんの弟、Odair Assad(オダイル・アサド)さんの奥方なのでありまっす。
で、オイラはドニさんにしれっとこんなメールを送ったのでありんす。
親愛なるフランソワーズ=エマニュエル・ドニ様。
オイラは日本のアマチュアのすちゃらかギター弾き、◯◯と申しまっする。
先日、エドゥアルド・イサークさんの新譜、“アストル・ピアソラ - ブエノスアイレスの四季”を聴きまっした。
もうでっすね、めちゃんこスンバラシイ演奏で感涙に咽びまくりまっした。とりわけ、セルジオ・アサドさんのアレンジによるピアソラの“ブエノスアイレスの四季”は感動のあまり涙がちょちょ切れてもうたでっす。
このアレンジ譜は出版されているのでせうか?もし、ご存知でっしたらご教授下さいっ!
と、こんな調子で・・・。しかも、オイラの名前はもちろんの事、本来は必要のない住所まで書いてな・・・。
それから一週間後・・・。オイラの元に国際郵便が届きまんした。
ドキドキしながら発送元を見ると
ドニさんっ!
からでっしたっ!
開封しまっすと、件の雑誌からコピーされた“ブエノスアイレスの四季”の楽譜が入っておりまっした。
うわぁ~い!
と、歓喜したのは言うまでもない。
しかも、ドニさんの手書きによる大変丁寧なお手紙も同封されておりまっして、
親愛なる◯◯さん。
エドゥアルド・イサークさんの新譜をお聴き下さってありがとうございました。また、気に入って下さってとても嬉しいです。
もし宜しければ、セルジオ・アサド編の“ブエノスアイレスの四季”の楽譜を同封しましたので是非、お楽しみ下さい。今後とも宜しくお願い申し上げます。
ぬ、ぬぅ~~~~ん・・・
確かに“もしかしたら・・・”という甘い期待を抱いてメールをしたとは言え(おいおい)、洒落臭ぇ姑息な手段を用いた己に自己嫌悪を感じたオイラはせめてもの罪滅ぼしに、これまでアレンジ譜のお問合せをいただいたお客人数人にコピーを進呈したのであった。
それが恐らく当時の某現代ギター社編集長の元に渡り、結果的に約1年後、恐らく版権等の問題をクリアしてめでたく日本国内で曲集として出版されたのでござった。

なんでこんなファンシーな表紙になったのかは謎なんすけどね・・・。


おひさです。
>洒落臭ぇ姑息な手段を用いた己に自己嫌悪を感じたオイラはせめてもの罪滅ぼしに
では私も姑息な手段でLuziaさんの好まれる例の”アレ”を。
11月11日11時11分11秒 1111111111
ヒキョーにも程が有りますな。ご笑納くだされ。
じんじんさん
おひさしブリーフっす。
>11月11日11時11分11秒 1111111111
そうっ!良くわかっていらっシャルル・ド・ゴール空港っ!今年も萌えまっしたっ!