仕事中は常にエプロンを着用しておるオイラでっす。
入社して数年は真面目にスーツ&ネクタイ着用で出社して仕事をしておったのでっすが、楽器を運んだりなんだりと力仕事も結構あって汚れやすいのね。
で、いつしかスーツはメンドイっ!と思い至り、私服で出社し、エプロンを着用するようになりもした。やっぱり、便利なんすよね。ポケットもいっぱいあるし、動きやすいしね。
んで昨日、洗濯をしようと持ち帰ったのでっすが、今日
持ってくるのを忘れてもうた・・・。
長年、エプロンを着用して仕事をしておるのでなんか落ち着かない・・・。前がスカスカして・・・。
さて、冒頭の音源はパコ・デ・ルシアの1967年リリースの本格的ファースト・アルバム、 “La fabulosa guitarra de Paco de Lucía(邦題:天才)”に収録されているファンダンゴス、“Punta Umbría(邦題:プンタ・ウンブリア)でっす。
何度も書いておりまっすが、大学のギターサークルに入部してからフラメンコ・ギターをやり始め、それを機に採譜という作業を音楽理論も知らずに見様見真似で始めたのでっすけど、“プンタ・ウンブリア”もその中の1曲でござった。
この曲は定演で弾くためというより、単に採譜の練習という意味合いでやり始めたのね。
1980年代半ばの頃でっすから、当然、PCは一般的には全くと言っていいほど普及していませんから、インターネットはもちろん、YouTubeや採譜をするためのソフトなんて夢のまた夢でありまっした。
当時、プロの方はオープンリールにダビングして採譜をされていたと思いまっす。
オープンリールでっすと、例えば速いスケール(フラメンコでっしたらピカード)なんかを音は1オクターブ低くなりまっすけど、半速で再生出来たので超便利だったと思いまっす。
オイラはどうしていたかと言うと、オープンリールのような高価なブツは買えなかったので、普通に安いポータブルCDプレイヤーを使用しておりまっした。
だもんでっすから、速いスケールなんかはその部分を何度も巻き戻しボタンを押して、脳内に音の残像を残しながら少しづつ採譜するという極めて原始的な方法でやっておりまっした。
結果、何台もポータブルCDプレイヤーをぶっ壊しまっした・・・。
“プンタ・ウンブリア”は前半と後半に爆速のピカードが出てくるのでっすが、まだまだ採譜に慣れていなかったためストレスで気がおかしくなりそうになったっけな。
この曲を聴くと今でもその時のことを思い出しまっす。
音源の1:10~1:14、3:03~3:09に出てくるピカードはこんな感じでっす。


こうして見ると、音階的にはシンプルなんでっすけどね。懐かしいなぁ・・・。
コメント