ぬぅ~~~~~ん・・・。やっぱ、昔やった右ケツの肉離れの箇所が最近疼きやがる・・・。もう、あの痛い思いはしたくねぇっ!気をつけねぇとな・・・。
さて、冒頭の音源はFrédéric Chopin(フレデリック・ショパン)の余りにも有名な“Nocturne Op.9-2(夜想曲Op.9-2)”でっす。正直甘ったるいけど、ええ曲やなぁ・・・。
さて、キューバのギタリスト・コンポーザー、Alí Arango(アリ・アランゴ)はオイラのお気に入りのギタリストの1人なんでっすけど、彼の2019年にリリースされたアルバム、“Tárrega And Mangoré Meet Chopin In Havana”はこれまた愛聴盤の1つなのな。
タイトルどおりショパン作品のアレンジと、ショパンの作品に影響を受けているFrancisco Tárrega(フランシスコ・タレガ)、Agustín Barrios(アグスティン・バリオス)の小品による実にナイスな内容になっちょりまっす。
で、アリさんの自編によるショパン作品のうち、“夜想曲Op.9-2”と“Prelude Op.28-15(プレリュードOp.28-15。通称:雨だれ)”は何とオリジナル・キー、すなわち前者はE♭major(変ホ長調)、後者はD♭major(変ニ長調)でアレンジされちょるのよ。
ちなみにアリさんの演奏動画と音源をお聴き下され。
しかも、アレンジ譜がアリさんのウェブサイトから購入可能!各アレンジの冒頭はこんな感じでっす。


楽譜をご覧いただくをお分かりのとおり、これはどう譜読みをしたらよいのか一瞬迷いまっすね。
良く見まっすと、いずれのアレンジもCapo.1が指定されておりんす。で、“夜想曲Op.9-2”は⑥=D、“プレリュードOp.28-15(雨だれ)”は⑥=C、⑤=Gの変則チューニング指定がござる。そして、楽譜は実音が書かれておりまっす。
あい!こういう事でっす。
“夜想曲Op.9-2”は⑥=DでCapo.1なので、⑥から①の開放弦の音は⑥=E♭、⑤=B♭、④=E♭、③=A♭、②=C、①=Fね。
“プレリュードOp.28-15(雨だれ)”は⑥=C、⑤=GでCapo.1なので、⑥から①の開放弦の音は⑥=D♭、⑤=A♭、④=E♭、③=A♭、②=C、①=Fになりまっす。
開放弦(楽譜上で0と付された音符)はこれを念頭に置いて譜読みをしまっす。
それ以外は実際はCapoが1フレットに装着されちょるのでっすが、Capo無しの場合のポジションを押弦しまっす。
例えば“夜想曲Op.9-2”の冒頭に出てくる半セーハIIIは通常、Capo.1から数えた3フレット目、つまり、Capo無しだと4フレット目になるわけでっすが、そうではなくてCapo無しの場合の通常の3フレット目をセーハしまっす。すなわちCapo.1の2フレット目ってことね。
要するに
開放弦=Capo.1の実音に従い、
それ以外はCapo無し=通常のポジションで押弦
って事でっす。
一見、ややこしい感じがしまっすけど、慣れるといつも弾かれるような譜読み感覚で弾けると思いまっす。
通常、ギターでは変ホ長調や変ニ長調は弾きやすい調に移調してアレンジされまっすが、アリさんは今回のような手法で見事にオリジナル調性でアレンジ&演奏をされちょるわけでっす。ムイ・ビエン!

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