午前中から先程まで、珍しく団体客様が何組かご来店なされて、さながら混み合ったスーパーマーケット状態になって店内がムンムンぢゃったわい。
ハロウィンだからというわけぢゃないと思うのでっすが、店外も今日は歩いている方々が異様に多いっす。何で?
つ~かさ、今年は渋谷駅前や周辺で乱痴気騒ぎをしないよう厳戒態勢を敷いておりまっすが、日本ではいつ頃からハロウィンでヒャッハーするようになったんだっけ?
マーケティングアナリストの原田曜平さんによると、
1983年にキデイランド原宿店が行なったハロウィンパレードや、1997年から川崎駅前で始まった『カワサキハロウィン』が起源との説がありますが、私としては東京ディズニーランドで1997年に行なわれた仮装イベントがブームのはじまりだと考えています。
その後、海外の文化を知る一部の帰国子女から徐々に広がり、2011~2012年頃に渋谷や六本木で爆発的に参加者が増えた。
とのこと。なるほどねぇ。
まぁ、あんまり騒ぐとマイケル・マイヤーズが、ブギーマンのコスプレをしてやって来るから気をつけろいっ!
そう言えば、昨日の帰りの電車内に外国の若いチャンネー(注:オネエチャン)お二人が、派手ではないけど魔女風のメイクをして乗ってたっけ。やっぱり、渋谷に向かっていたのだろうか?
さて、冒頭の音源はクラシック・ギターの大巨匠、John Williams(ジョン・ウィリアムス)が1993年にリリースしたアルバム、“Portrait of John Williams(邦題:ジョン・ウィリアムスの肖像)”に収録されているエゲレスのジャズ・ピアニスト、作曲家のAlan Clare(アラン・クレア、1921-1993)のハバネラ形式による佳品、“Castlilla(カスティーリャ)”でっす。
オイラが現在のお店に就職して楽譜の仕事を始めてから約3年後に上記のアルバムがリリースされたわけで、この曲の楽譜の問い合わせがメッチャ多かったのな。
当時はまだインターネットなんて全然普及しておりまっせんから、出版譜の有無を確認するのは大変ぢゃった。
結果的に未出版ぢゃった。2023年現在も例えばジョン・ウィリアムス校訂の楽譜は未出版でござんす。
が、どういう経緯で出版されたのかは不明でっすが、日本でもおなじみの巨匠、David Russell(デイヴィット・ラッセル)がジョンの演奏音源から採譜した楽譜が出版されたことがあるのな。
楽譜の冒頭はこんな感じっす。
運指は全く施されておりまっせん。(オイラはどちらかというと、運指は自分で考えたい派なのでとてもナイスっ!)
この楽譜自体はかなり以前に絶版になってしもておるようでっすので、いつものように愚ブログに置いておきます。弾いてみたい方はどうぞ。
Alan Clare(アラン・クレア)~David Russell(デイヴィット・ラッセル)採譜/Castilla(カスティーリャ)(PDF)
参考までにエゲレスのギタリスト、Tony Ward(トニー・ウォード)の演奏動画をどうぞ。
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