ハイハイハイハイ。
例の自民党派閥のキックバックという名の裏金事件。安倍派の幹部は罪に問われない方向で検討ね。ハイハイハイハイ。
まぁ、最終的にどうなるかわからんけど、日本国民もずいぶんとナメられたもんだわな。
国民が脱税をすれば即逮捕なのにな。政治家の世界ってぇのはずいぶんと甘っちょろい所らしい。羨ましい限りである。
さて、気分を一新いたしまんしょう。
冒頭の動画は大巨匠、Andrés Segovia(アンドレス・セゴビア)によるHeitor Villa-Lobos(エイトル・ヴィラ=ロボス)の“Douze études pour guitare(ギターのための12のエチュード)からNo.1の演奏でっすが、余りにも有名過ぎる作品でっすから、プロ・アマ問わずレパートリーにされている方は星の数ほどいらっしゃるでござろう。
かく言うオイラもクラギを始めた頃、これまた大巨匠のNarciso Yepes(ナルシソ・イエペス)の演奏をカセット(!)で聴いて感動し、高校生の時に大枚を叩いて生まれて初めて購入した輸入楽譜でござった。
ナルシソ・イエペスの貴重な演奏動画。
ちなみに1928年版のエチュードNo.1の手稿譜冒頭はこんな感じでっす。(リピート記号がありまっせん!)
さて、ドイツのジャズ・ギタリスト、Werner Pöhlert(ヴェルナー・ペーラート、1928-2000)をご存じの方がいらっしゃったら相当のマニアでござんす。
名前をネットで検索しても英語のWikipediaが出てくるくらいで、当然ながらYouTubeでも全然引っかかりまっせん・・・。(号泣)
実はペーラートさんにはクラシック・ギターのための作品がございまっして、ドイツのZimmermannから“Präludium, Fantasie und Suite in D(プレリュード、ファンタジーと組曲ニ長調)”という作品が出版されちょりまっする。
実はこの中の“プレリュード”には“Hommage à Villa-Lobos(ヴィラ=ロボス讃歌)”という副題が付されておりまっして、エチュードNo.1と右指運指が全く同じアルペジョ作品でござんす。
楽譜の冒頭はこんな感じでっす。
最初はDmのコードで始まっておりまっすが、曲が進むに連れてだんだんモダンなジャズ和声に変化していきまっす。
中にはクラギでは余り見かけないAm6やC7⁽⁹⁾の3指(左薬指)によるセーハを伴う押弦が出てきまっすがな。


これ慣れないと結構ムズいかも・・・。でも、かなりカッコよな曲でんがな。
残念ながらこの曲の演奏音源、演奏動画は2024年1月17日現在、YouTube等にはござらぬ。
コメント