本日、無事に楽器(チェンバロ)を納めてきまっした。
マンションの2Fのお部屋だったのでっすが、汗塗れになりつつもすんなり運べて良かったっす。ちょうど雨も止んでいたし。
が、完全なる疲労困憊セグンドでありまっす・・・。明日はゆっくり休みまっす。
さて、休む前にもう一投稿しまっす。
冒頭の音源はメリケンのフォーク・ロック・レジェンド、Joan Baez(ジョーン・バエズ)のあまりにも有名な“House of the Rising Sun(朝日のあたる家)”でっす。
世代的にはオイラより一回り先輩の方々にとっては大変懐かしい曲ではないでせうか。
で、エゲレスのギタリスト・コンポーザー、John William Duarte(ジョン・ウィリアム・デュアート、1919-2004)が、晩年の2002年にメリケンの名手、Sharon Isbin(シャロン・イズビン)のために書いた“Joan Baez Suite(ジョーン・バエズ組曲)”という素晴らしい作品がございます。
収載曲は以下のとおりでございまっす。
I:Fantasia(ファンタジア)/Once I Had a Sweetheart(恋人はもういない)~Rambler Gambler(ランブラー・ギャンブラー)~Barbara Allen(バーバラ・アレン)
II:House of the Rising Sun(朝日の当たる家)
III:The Lily of the West(西部の百合)
IV:The Unquiet Grave(眠れぬ墓)
V:Silkie(シルキー)
VI:Where Have All the Flowers Gone?(花はどこへ行った)
VII:Finale(フィナーレ)/Rake and Rmbling Boy(レイク・アンド・ランブリンボーイ)~Wildwood Flower(ワイルドウッド・フラワー)~The Trees They Do Grow High(木々はとても長く伸び)
以下、シャロン・イズビンの演奏音源をご堪能下され。
I:“ファンタジア”の音源。
II:“朝日のあたる家”の音源
III:“西部の百合”の音源。
IV:“眠れぬ墓”の音源。
V:“シルキー”の音源。
VI:“花はどこへ行った”の音源。
VII:“フィナーレ”の音源。
ついでと言ってはなんですが、“デュアート弾き”のギリシャのギタリスト、Antigoni Goni(アンティゴーニ・ゴーニ)の演奏動画もどうぞ。
各曲の冒頭部分の楽譜はこんな感じでっす。









“木々はとても長く伸び”
クラシック・ギターのための名作を数多く残し、ジャズやポピュラー音楽にも造詣の深かったデュアート大先生の作品だけあって、素晴らしい作品に仕上がっております。
お気づきかと思いまっすが、VIの“Where Have All the Flowers Gone?(花はどこへ行った)”なのでっすが、著作権の問題で楽譜の出版元であるメリケンのMel Bay版には収載されておりませぬ。
この曲のみSheet Music Plusで単体販売されちょりまっす。
“花はどこへ行った”
興味のある方は是非、楽譜をゲットされたし。
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