オイラが小中学生の頃、TBSで“赤いシリーズ”というドラマが放送されておりまっした。
大映テレビが共同制作でっしたので、それはそれはメチャクチャであり得ない設定とか、今ぢゃあり得ないような過激な演出だったりとか、すんごくオーバーなセリフ回しが面白かったっすなぁ。
オイラは特に石立鉄男さんがハチャメチャで好きだったなぁ。
さて、冒頭の音源はラトヴィアのヴァイオリニスト、Margarita Krein(マルガリータ・クライン)によるメリケンの作曲家、John Corigliano(ジョン・コリリアーノ)が、1998年公開の映画(日本は1998年公開)、“The Red Violin(邦題:レッド・ヴァイオリン)”のために書いたヴァイオリン・ソロ曲、“The red violin caprices(レッド・ヴァイオリン・カプリス)”の演奏でっす。
これがなかなかカッコいい曲なんでっすよね。
以前、天才を超えた天才ヴァイオリニスト、吉村妃鞠ちゃんの事を書きまっしたが(ここ)、9月13日(金)にTBSの“news23”に出演された際に今お気に入りの楽曲としてこの“レッド・ヴァイオリン・カプリス”を挙げられ、演奏を披露されまっした。
ムイ・ビエンっ!やっぱり凄いなぁ、妃鞠ちゃん・・・。
んで、この超絶ヴァイオリン難曲をギターソロにアレンジして録音しているギタリストがおりまっす。
皆様お馴染みメリケンの巨匠、Eliot Fisk(エリオット・フィスク)でっす。
フィスク先生のヴァイオリン作品のギターソロ・アレンジと言うと、Niccolò Paganini(ニコロ・パガニーニ)の“24 Capricci(24のカプリス)”(全曲っ!)、Pietro Antonio Locatelli(ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ)の“カプリスOp.3-18、同Op.3-24)”、George Rochberg(ジョージ・ロックバーグ)の大曲、“Caprice Variations(カプリス・ヴァリエーションズ)”(全曲っ!)がございまっすので、“カプリス弾き(?)”としては“レッド・ヴァイオリン・カプリス”も外せなかったのかしらん。
パガニーニ、ロカテッリ、ロックバーグに関してはアレンジ譜が出版されちょりまっすけど、“レッド・ヴァイオリン・カプリス”は未出版でっす。
と言いつつ、オーストラリアのギタリスト、Scott Borg(スコット・ボーグ)が演奏しちょりまっすが・・・。(フィスク先生門下なのでアレンジの手稿譜を持っているのかも・・・)
ヴァイオリン原曲の冒頭はこんな感じでっす。
こうして見まっすと、フィスク先生はかなりギタリスティックなアレンジを施しているのがわかりまっす。
是非、アレンジ譜を出版して欲しいっすなぁ。
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