
うちの母親は現在、81歳ざんす。
あの宮崎駿さんと1歳違いのほぼ同級なのでっすが、まぁ、宮崎さん同様、元気元気。
実家では今でも洗濯物をエッチーラホッチーラと2階のベランダまで運んで干しているし、チャリンコをぶっ飛ばして毎日スーパーへ買い物に行っておるし(少しスピードダウンして欲しい・・・)と、足腰も非常にしっかりしておる。
加えて昔から筆まめで(息子が言うのも何でっすが、毛筆も硬筆もすんげぇ達筆)、毎朝“般若心経”を写経し、テレビドラマが大好き過ぎて、毎年元旦にオイラが実家へ帰ると昨年観たテレビドラマの“タイトル”、“各話の感想”などを裏白の新聞広告にビッシリと書いたものを見せて自慢するほどで、今のところ頭の方もしっかりしておりまっす。
血液型性格判断っていうのは眉唾ではありまっすが、母親の性格や言動を鑑みるにそのパターンは典型的なA型でござる。
さて、そんな母でっすが、彼女の信念に従ってオイラと愚妹が義務教育を終了するまでは外では働かぬと決めていたそうで、かと言って家でブラブラと時を過ごす事が出来ない性格なので、いわゆる内職をしておりまっした。
それがなんと和裁っ!1
主に高級な大島紬なんかでの依頼が多い売れっ子職人でっした。
が、オイラと妹が高校に進学した時点でキッパリ和裁を止め、その後は小岩にあった会計事務所で長く経理事務の仕事をしておりまっした。
さて、あれはオイラが小学5年生か6年年生の時でございまっする。
珍しくインフルエンザに感染し、何日か臥せっていたある日。まだ、発熱で頭がボォ~っとして微睡んでおりまっしたら、オイラの右頬に一瞬何やら冷たいものが当てられた次の瞬間、
あ”っぢぃ~~~~~っ!
と、雄叫んで飛び起きたオイラ。
一体何が起こったのかと言うと、母がいたずらで和裁に使う小さなアイロンを

オイラの頬に押し当てたのねん・・・。
あ、もちろんこれは虐待などではなく、母曰く、「手で触った時は冷たかったから、熱でふぅふぅ言っているお兄ちゃんの頬に当てたら冷たくて気持ちいいかもぉ~。で、ビックリするかもぉ~」という実に単純な動機からの行動だったのでっすが、実はアイロンの中の方はまだかなり熱かったんだねぇ。
そんな訳で、オイラの右頬にクッキリと
エングレイブド・サークレッド・アイソセレス・トライアングル
されたのでありまっした。めでたしめでたし。

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