さっき、ゆうパックの集荷の方がいらっしたのでっすが、車を使用しているとは言えこの暑さでは配達業務は本当に大変だと思ふ・・・。
宅配やデリバリーの利便性を享受し、慣れきってしまっている現代人は配達員の方々に心の底からリスペクトしなければならぬ。もちろん、土下寝でな。
つい先日、“浮世絵とギター”という記事を書きまっしたので、もう一つ日本の伝統文化とギターに関連した作品をご紹介しまっす。
今回はずばり俳句でっす!
冒頭の動画はエゲレスのギタリスト、Alison Bendy(アリソン・ベンディ)による残念ながら今年ご逝去された同国のギタリスト・コンポーザー、Gilbert Biberian(ギルバート・ビベリアン、1944-2023)の“Six Haiku(6つの俳句)”という作品の演奏でっす。
正に俳句を彷彿とさせるとってもシンプルな小品集なのでっすが、実に味わい深いでっす。各曲のインスピレーションされた俳句は以下のとおりでござんす。
No.1:与謝蕪村
“夏河を 越すうれしさよ 手に草履”No.2:松尾芭蕉
“初雪や 水仙の葉の たわむまで”No.3:松尾芭蕉
“花ざかり 山は日ごろの 朝ぼらけ”No.4:荒木田守武
“落花枝に かへると見れば 胡蝶哉”No.5:松尾芭蕉
“此秋は 何で年よる 雲に鳥”No.6:松尾芭蕉
“ほろほろと 山吹散るか 滝の音”
オリジナルの俳句は楽譜に英訳されたものから推察したもので、ちょっと自信の無いものもござんす。各楽譜冒頭はこんな感じでっす。






残念ながら邦人ギタリストによる録音、演奏は無いと思いまっす。日本人が弾いたらより深い表現が出来ると思ふのでっすが・・・。
第1番と第6番のみJonathan Richardsが録音しています。
Elegy~20th Century British Guitar Music(the divine art 25008)
けんいちさん
コメントをいただきありがとうございまっす。返信が遅延して申し訳ございまっせん。
>第1番と第6番のみJonathan Richardsが録音しています。
さすがはけんいちさん!オイラは初めて知りまっした・・・。やっぱり海外ギタリストはこういったマイナーな作品にもちゃんと目を通しているんでっすよね。偉いっ!