ようやく来週の木曜日(21日)あたりから本来の9月の気温になりそうとの事でございまっするが、あくまでも予報っすからね。多分、まだまだ暑い日が続くのだろうな・・・。
ここ近年はすっかり異常気象が当たり前になってしまい、もはや正常気象と言い換えた方がいいんぢゃなかろか?それにしたって今年はちょっと異常過ぎる・・・。
で、来夏はきっと今年異常、もとい、以上の異常気象(しつこい・・・)になるのだろう・・・。
さて、近年はめっきり新作のホラー映画を観なくなっちゃったな。観るとしても昔の傑作をたまに観るくらいっす。
一部で熱狂的なファンがいるDamien Leone(デイミアン・レオーネ)の“Terrifier(テリファー)”なんかを続編を含めて2本観まっしたが、まぁ、オイラ的にはそこそこ面白かったっすけど、やっぱり今のホラー映画って残虐描写が過激過ぎるわ・・・。そりゃあ、“全米が吐いた!”っていうキャッチコピーになるわいな・・・。
ホラーではないでっすが、極上のサイコスリラー映画と言ったらやっぱり、Alfred Hitchcock(アルフレッド・ヒッチコック)監督の1960年の大傑作、“Psycho(サイコ)”が最高っ!(凹)
更にこの映画の魅力を増しているのはBernard Herrmann(バーナード・ハーマン)の音楽っす。
冒頭の音源はテーマ曲である“Prelude(プレリュード)”なんでっすけど、この音楽を聴くだけで何となく涼しくなるから不思議。1小節目のストリングスによる強烈な和音で一気に“サイコ”の世界に引き込まれまんがな。
“プレリュード”の貴重な手稿譜。
さすがにこの曲をギターソロで弾いている人はおらんぢゃろとYouTubeを検索しまっしたら、
いたっ!
ある意味、恐怖っ!
Luis Maria Vázquez(ルイス・マリア・バスケス)という方の自編自演動画っす。
いやぁ、原曲のイメージをギター1本で見事に再現されちょる素晴らしいアレンジだと思いまっする。しかも、アレンジ譜を無償で公開されておられまっす。
楽譜はこんな感じでっす。
涼しくなれそうなので、これはオイラも是非弾かせていただこう!弾いてみたい方はいつものように下記からDLって下され。
Bernard Herrmann(バーナード・ハーマン)~Luis Maria Vázquez(ルイス・マリア・バスケス)編/Prelude(プレリュード~映画“サイコ”より)(PDF)
【余話】
“サイコ”の音楽というと、あの有名なシャワー室のシーンで流れる曲がインパクト大でありまっすね。今でも日本のテレビ番組でちょっとしたサスペンス・シーンなんかで使われちょりまっす。
この曲のタイトルはずばり、“Murder(マーダー)”。皆さんもどこかで1度は聴いたことがあると思いまっする。
“マーダー”の貴重な手稿譜。

この緊迫感溢れるスリリングな曲調は後のホラー映画の音楽にもパクられまくってまっすよね。
さすがにこの曲はギターソロは無理かと思われまっす。アンサンブルだったら工夫次第でいい感じになるかもしれまっせんね。
更に余話でっすが、旧愚ブログでもご紹介したチェコの巨匠、Štěpán Rak(シテパン・ラック)のギターソロ作品、“Vocés de Profundis(深淵からの声)”は“サイコ”にインスパイアされて作曲された作品でございまっす。
ロシアのギタリスト、Asya Selyutina(アシャ・セルティナ)1の演奏動画をどうぞ。
後半でスプーンを使って超高音のパッセージが弾かれまっすが、これは完全に“マーダー”を彷彿とさせまっすね。



ムイ・ビエン!
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