今年の9月に閉店が決定した“西武渋谷店”に続き、“ハンズ渋谷店(旧東急ハンズ渋谷店)”も11月にその48年の歴史に幕を下ろすとの事。
ワタクシは現在、渋谷には滅多に行かないのですが(あの人混みが耐えられないので・・・)、以前、DM1の印刷を依頼していた会社が“渋谷センター街”の入口近くにあったので、印刷物を取りに行くために毎月必ず1回は渋谷を訪れ、その折に“ハンズ渋谷店”を冷やかすのが習慣となっておりました。
今はどこもかしこも再開発やら何やらで急ピッチで街が変貌を遂げておりますけど(地元小岩もね)、その街のシンボル的な存在であったお店が無くなってしまうのは時代の流れとは言え、寂しいものでございます。
さて、冒頭の動画はアルゼンチンのギタリスト・コンポーザー、Arturo Quinteros(アルトゥーロ・キンテーロス、1941-)のミロンガによる自作品、“Una Flor Para Fleury”の自演です。
タイトルは“フレウリのための一輪の花”という意味になるのですが、この曲は2003年にクラギ界では広く知られた同郷のギタリスト・コンポーザー、Abel Fleury(アベル・フレウリ、1903-1958)の生誕100周年を記念して作曲され、アベル・フレウリの伝記を著したHéctor García Martínez(エクトル・ガルシア・マルチネス)に捧げられた作品との事でございます。
アベル・フレウリは多くのギター作品を遺しましたが、演奏頻度が高い人気作品は“Milongueo del ayer(過ぎし日のミロンガ)”でしょうか。
今年の1月にご逝去されたアルゼンチンの巨匠、Roberto Aussel(ロベルト・アウセル、1954-2026)の演奏音源をどうぞ。
シンプルですけど、味わい深い小品でございますね。
キンテーロスさんの“フレウリのための一輪の花”は、実に明るく楽しい雰囲気のミロンガでございまして、ラテン音楽の愉しさをあらためて感じさせてくれる佳品です。
楽譜冒頭部分はこんな感じです。
全体的に演奏技術的に難しい部分はございませぬ。気軽に楽しめると思います。
楽譜はBergmann Editionから購入可能です。(製本版もしくはPDF版)
弾いてみたい方は是非どうぞ。



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