今朝、例のTシャツ少年に遭遇したのでっすが、やはり今日も
Tシャツ一枚だったっ!
ハ、ハハ、ハハハ・・・。オヂさん、完敗です・・・。
さて、冒頭の動画は大巨匠Narciso Yepes(ナルシソ・イエペス)が、師であるRegino Sáinz de la Maza(レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサ)の“Petenera(ペテネーラ)”を演奏している貴重なものでっす。
クラシック・ギターを嗜む方はご存知でせうが、レヒーノ大先生の作品はスパニッシュ気質に溢れたものがほとんどで、フラメンコの形式そのものをタイトルにした作品として“Rondeña(ロンデーニャ)”、“Zapateado(サパテアード)”、そしてこの“ペテネーラ”が良く知られちょりまっす。
せっかくでっすので、Fosforito(フォスフォリート)のカンテとEnrique de Melchor(エンリケ・デ・メルチョール)のギターによるペテネーラと、Paco Peña(パコ・ペーニャ)のソロ・ギターによるペテネーラをご堪能下され。
お気づきでせうか?
イエペス大先生が演奏するレヒーノ大先生の“ペテネーラ”のテンポがめっちゃ速いんでっすよね。でっすが、フラメンコの“ペテネーラ”は割りとゆったりとしたテンポなんですよ。
フラメンコ・ギターの場合、譜面化する時は8分の6拍子×4分の3拍子による記譜が一般的でありんす。で、レヒーノ大先生の作品も同様でっす。
オイラもこの作品が好きでたまに弾くのでっすけど、いつもテンポで悩んでまう・・・。
YouTubeにレヒーノ大先生の“ペテネーラ”演奏動画がたくさんあるのでっすが、いずれもイエペス大先生とほぼ同様、速めのテンポで演奏されちょりまっす。
フラメンコの“ペテネーラ”もスタイルによっては速いテンポで演奏されることもあるらしいのでっすが、オイラは不勉強ながら聴いた事がなく、“ペテネーラ”=“ゆったりとしたテンポ”のイメージが定着してしまっていて、どうしても速いテンポに違和感を覚えてまうのね・・・。
ぢゃ、結局オイラはどうしているかというと、ゆったりテンポで演奏しちょりまっす。んの方が、やっぱりシックリくるのねん。
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