
軽く風邪をひいちまったみてぇでっす。
昨夜はちょっとばかり微熱が出まっして、10時台に寝落ち。今日は若干咳が出まっすが、まぁ、仕事には支障無い程度なので出勤しちょるわ。
コロナ禍以降、マスク着用&手指の消毒が基本ルーティンになってしまったためか、コロナもインフルも運良く罹患せず(してたのかもしれないっすけど)、普通の風邪も1回ひいただけだったのでっすがね。
そうそう。
先日、我が街、小岩の歴史を調べておりまっしたら、一時、取り憑かれたように休みのたびに行っていた谷津干潟に当時、現在の“谷津干潟自然観察センター”の目前にあったオイラの世代にとっては大変懐かしい“谷津遊園”がございまっした。
昨年の12月に習志野の歴史を語る会・編纂、“元祖夢の国 谷津遊園 東洋一の大遊園地 思い出の写真展図録”という興味深い書籍が発刊されたという情報を発見いたしまっして、速攻で購入。(注:一般書店にはござらぬ。興味のある方はリンク先から購入されたし)

1960年頃から閉園直前辺りまでの貴重な写真が満載で、なんかウルウルしてもうたがな。
さて昨日、“輸入楽譜販売事情今昔”なんてことを書きまっしたけど、では、国内楽譜の事情はどうなっちょるがかかよ?って事になりやっすよね。
入手のし易さは当然、国内楽譜の方が簡単でっすけど、クラシック・ギターやフラメンコ・ギターの楽譜は他の楽譜と比較するとニッチであるせいか、版切れになった場合、出版社は再版をするか、絶版にするかの選択を迫られるのな。
これはまだまだ売れるぜっ!というものは版を重ねるわけでっすけど、売り切るまでにかなりの年月を要したものは大概、絶版となることが多いっす。
あと、楽譜によっては版権を所有している海外出版社の要請で雑誌等の添付楽譜として掲載は可だけど、楽譜としての出版は不可という場合もござんす。
旧愚ブログでこの事は一度書いているのでっすが、内容を少し変えて再掲いたしまっす。
一例を上げまっすと昔、パコ・デ・ルシアのアルバム・デビュー盤、“La Fabulosa Guitarra De Paco De Lucía(邦題:天才)”の全収録曲が、フラメンコ・ギタリストの瀬田 彰先生が採譜された楽譜が毎月1曲づつ現代ギター誌に添付楽譜として掲載されたのね。
で、収録曲全てが掲載された時点で出版社としては流れ的に曲集として出版しよう!という事になるわけね。
ところが、パコ・デ・ルシアの著作権や版権をを管理しているスペインの某所から、曲集の出版はNo!という連絡が来たのだそうでっす。1
が、根気よく説得を続けた結果、“曲集を売り切ったら絶版とする事”という条件付きで出版が叶ったのだそうでっす。
これは約四半世紀前のお話でありまっして、現在は当然ながらこの曲集は絶版となっておりまっす。
インターネット普及以前はオイラもお世話になりまっしたが、こういう絶版楽譜を神田神保町にあった“古賀書店”に足繁く通って探しまくり、やっとの思いで入手するという楽しみがあったっす。
では、この曲集は現在入手不可なのかと言うと、皆様も利用されていると思いまっすけど、Amazon等に中古楽譜として出品されることがありまっすよね。
でっすが、大抵の場合、定価より何倍かのプレミア価格になっちょるのよね・・・。
酷いのになりまっすと本日現在、この曲集がとんでもない価格で出品されちょる・・・。

旧愚ブログではクラギでお馴染みのAntonio Lauro(アントニオ・ラウロ、1917-1986)のフランスから出版されていた曲集の一部が、今回のように6桁の価格で販売されちょったことがござんした。
どう考えてもやり過ぎとしか思えぬ。一体、誰がこの価格で購入するのだろうか?オイラ的には舐めてんのか(#゚Д゚)ゴルァ!! と、凄みたくなるっす。
まぁ、一番良いのは楽譜は絶版になる前に即購入する!ってことなんすけど、オイラもそうなんでっすけど、「この曲は多分、一生弾かねぇだろうなぁ」と思ふて贖わず、何年後かに急に弾きたくなってもうて楽譜を探したら絶版になっていた・・・っていうパターンになるんすよねぇ。
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